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「チーズ」総まとめ!健康効果5選、ダイエット法から選び方まで!

チーズはダイエットに向かない!?

チーズは高カロリーというイメージが強く、ダイエットには向かない食材だと思われがちですが、実は上手に食べればあなたのダイエットを強力にサポートしてくれるって知ってました?種類も豊富で素敵な効果もって、食べておいしい、そんなチーズについてのあれこれをご紹介していきたいと思います。

チーズが体にいい理由、健康効果5選

【1】カルシウム、たんぱく質など高い栄養素

チーズの原料はいわずとしれた「牛乳」。牛乳にはカルシウムをはじめとする栄養素が豊富ですが、それを濃縮したものがチーズなので、チーズは栄養満点です。

チーズ100gを作るのに必要な牛乳の量は1,000ml。つまり20gのチーズを食べると牛乳200mlを飲んだのと同じ内容の栄養分を得られるということになります。

「カルシウム」については、スイス、チェダーチーズ、またはモッツァレラチーズを1オンス(28g)摂取することで、約200mgのカルシウム(1日の必要摂取量の5分の1)を摂取することができます。

次に「たんぱく質」。ギリシャヨーグルト18gと同じ量のたんぱく質をチーズなら8gで取得できます。また、ビタミンB12亜鉛セレンビタミンAビタミンK2リンナトリウム、及びリボフラビンなどを含みます。

しかも、チーズはお腹に優しいという特徴があります。よく牛乳を飲むとお腹を壊しちゃう、なんて人も多くいらっしゃいますが、チーズを作る際に牛乳の液体部分である乳清を取り除く段階で、牛乳に入っている「乳糖」が取り除かれるので、牛乳でお腹を壊しても、チーズでお腹を壊してしまうことはないのです。

【2】実は太りにくい

チーズは脂肪分が多いので、ダイエットには向かないと思われがちですが、脂肪分だけでなく”脂肪燃焼”を促進してくれるビタミンB2群も豊富に含まれています。ですからチーズを摂取することで、あなたの脂肪を燃焼し蓄積しにくくしてくれるのです。よくチーズを好んで食べている人は、食べない人よりもスリムだとも言われています。

【3】美肌効果

また、チーズはビタミンAの含有量が多い食材でもあります。そのビタミン量は緑黄色野菜よりも多いのだそうです。ビタミンAは体の抵抗力と免疫力を高める作用を持っているので、積極的に摂取することで皮膚や粘膜の健康が保たれ、病気にもかかりにくくなります。健康を保つため、美肌を保つためにとっても重要な栄養素です。

【4】カルシウム吸収率を上げてくれる

カルシウムはそのまま摂取しても体に吸収されにくいという性質を持っています。その点チーズであれば一度発酵させて加工してあるので、カルシウム分の吸収率が良くなっています。これはその発酵の過程でたんぱく質がアミノ酸に分解され、ミネラルがイオン化されているための利点です。

【5】二日酔いの予防

チーズに含まれている「メチオニン」という必須アミノ酸は肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促してくれます。二日酔いの薬の成分表をよく見てみると、メチオニンが含まれていることがわかるはずです。二日酔いを予防してくれるだけでなく、肝機能を強めていくのでチーズを良く食べていればアルコールにも強くなれます。

「チーズ」を用いたチーズダイエット!

以上のようにチーズには様々な健康効果が期待できます。それに加え、見逃せないのが『ダイエット効果!』。チーズを使ったダイエットについて、詳しくみていきましょう。

<チーズダイエットのやり方>

食事をチーズに置き換えるわけではなく、食事の中にチーズを取り入れるだけでOKです。チーズをダイエット用の低カロリーの食事に加えてみましょう。毎食にチーズを取り入れる必要はありません。一日に1~2食で充分です。

<なぜチーズが効果的なの?>

栄養素が高く、脂肪燃焼を促進するビタミンB2を豊富に含んでいるので、チーズはダイエットに最適な食品です。しかも原料と製造法によってたくさんの種類があります。種類によって、乳脂肪分などにもかなり差があります。クリーム状の物からハードなドライチーズまで触感もさまざま、味の幅もとても広いです。ですから飽きずにダイエットを続けられるという効果もありますね!

チーズの選び方

より柔らかいチーズは、あまり長い間熟成されていないのが特長です。カッテージチーズサワークリームブリーカマンベールリコッタなどがその代表です。

ハードチーズやセミハードの種類のチーズは、レンネットと自然細菌やカビによってじっくりと熟成させていきます。コルビーチェダースイスパルメザンチーズブルーチーズロックフォール、およびアジアーゴなど。

基本的にはあなたが好きな物を選んで大丈夫です。ですが、どちらかというとプロセスチーズよりもナチュラルチーズを選んだ方が効果が高いとは言われています。

おススメはやはりイタリアの王様

イタリアチーズの王様と呼ばれる「パルミジャーノレッジャーノ」は、たんぱく質が豊富なうえ、カルシウムを多く含んでいます。なおかつ低脂肪!ですので特におすすめです。ダイエット効果だけでなく美肌効果も抜群です。

どうしてもカロリーが気になるあなたは、乳脂肪分の少ない「カッテージチーズレモンチーズパニールヨーグルトチーズ」などを使ってみてください。どれも脱脂粉乳やヨーグルト、牛乳を利用して自宅でも作ることが出来るので、自分に合ったチーズを作って食べるようにするのもいいかもしれません。

気になる注意点とは?

チーズが手放しで健康メリットが高い食材ということではありません。チーズには若干の懸念点もあります。これらのデメリットも知った上あなたのチーズ選びにお役立てください。

1)高脂肪分、ハイカロリー

チーズには飽和脂肪分が多く含まれています。またカロリーレベルも高いものです。もしチーズの脂肪分やカロリーが気になる方は、より低脂肪のチーズを選んでください。クリームチーズやカッテージなどは、栄養分は劣りませんが、他のチーズに比べて脂肪分が少ないです。

2)ナトリウム

チーズには塩分も多く含まれています。ナトリウム含有量の高い食事は、高血圧、心臓病や脳卒中、糖尿病のリスクも増えますので、過剰な摂取はやはり気になるところ。とくにチェダーチーズは塩分含有が高いです。

3)動物性たんぱく質

中高年の年齢で肉やチーズをたくさん食べるとやはり癌や、死亡リスクが増えてしまいます。

まとめ

美容や健康にもよくてとっても美味しいチーズですが、やはり年齢によってはその摂取量に気をつけて、他の食材とのバランス良い食事を摂ることが大切ですね。

チーズはワインのおつまみなどにぴったりのイメージがありますが、むしろ栄養素も豊富に含まれていますので小さいお子さんにも積極的に食べて欲しいもの。専門店ではお値段がするものからいろいろですが、ぜひあなたのご家庭にあったお気に入りのチーズを見つけてみてくださいね!

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