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ブラッククミンシードオイルの効能10選!効果40超えの万能薬!

ミラクルフードと称される「ブラッククミンシード」からとれるブラッククミンシードオイルの効能がすごいんです!

「死以外はなんでも効く」
「地球上でもっともダイエットに効果的」

とまで表現されるほどです。

そんなブラッククミンシードオイルの効能10選と、副作用や摂取量、注意点などをご紹介いていきます!

ブラッククミンシードオイルとは

ブラッククミンシードオイルは、アジア原産の可憐な花を咲かせる一年草「ニゲラ・サティバ」の種子から絞ったオイルです。ニゲラサティバは、キンポウゲ科の一種で『小さな、黒い、三日月形』の種子を持っています。

ブラッククミンという名前から「クミン」の黒いもの?なんて思われがちですが、実はニゲラサティバは、クミンとはまったく違う植物です。

このニゲラサティバですが、

など英語圏では、さまざまな呼び名があります。

このブラッククミンシードオイルの使用の歴史はとても古く、3300年前にもさかのぼります。

古代エジプトのツタンカーメン王の墓から発見されました。あのクレオパトラは美しい髪と肌を保つために、ブラッククミンシードオイルを使用し、ヒポクラテスは、胃腸の薬として常用していたとされています。イスラム預言者のモハメッドは、このブラッククミンシードオイルを「死を除くすべての病気を治す薬」と表現してこのオイルの効果を賞賛しています。

656もの研究データが公開されています!

1964年以来、ブラッククミンシードオイルにおける数々の研究が世界中でなされてきました。

その数656を超える研究データが公開、発表されており、GreenMedInfo.com 上に公開されている代表的な研究だけでも、「20を超える異なる薬理作用」、ハーブ類の中ではたぐいまれなレベルの「40もの健康メリット」が公開されています。

信じられないほど素晴らしいこの植物は、近年になってMRSAやピロリ菌をはじめ、がん患者における抗がん薬にまでも使えるのではないかと大きな期待が寄せられています。

ブラッククミンシード栄養価の特長

<栄養素>

ブラッククミンシードには、アミノ酸(15種)タンパク質炭水化物脂質、アルカロイド、サポニン及び繊維質などが含まれています。またこの炭水化物には、単糖のアラビノース、グルコース、ラムノースおよびキシロースが含まれています。

ミネラル分も豊富で、カルシウム、鉄、銅、リン、カリウム、ナトリウムが含まれています。他、ビタミンB1、B2、B3、葉酸なども!

<脂肪酸>

ブラッククミンシードの84パーセントは、脂肪酸からなる油分が含まれていて、ブラックシードオイルのサプリメントは小さじあたり45カロリー、抗炎症性に優れるアルファリノレン酸(オメガ3)が22%、そしてリノール酸(オメガ6)を59%、他にもミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、アラキドン酸などからなっています。

<活性化合物>

Crystalline Nigellone(結晶体二ジェロン)」と「チモキノン」という2つの成分が特異な化合物としてブラッククミンシードから発見されていて、この成分の効能が、今最も注目、研究されている成分になります。

以上の成分は、ブラッククミンシードに含まれる成分で、その種子から絞ったブラッククミンシードオイル(サプリメント製品を含む)には、種子に比べると若干栄養価が下がるものがあります。

ブラッククミンシードオイルの効能10選

4週間で72%もの免疫システムの改善、80%のガン細胞の減少させたなどの報告も見られ、抗菌、抗炎症、抗ヒスタミン、抗腫瘍、免疫調節などの効能が大きく、あらゆる病気の治療に役立つことが期待されています。他にも、NK(ナチュラルキラー)細胞の増加を助けるといった効果なども。

ここでは代表的な効能10選をご紹介します。

 

(1)ぜんそく、アレルギー

複数の研究によって、ブラッククミンシードオイルには、抗喘息作用があり、症状によっては、従来の薬理治療よりも有効なデータも出ているほどです。また、アレルギー緩和に有効であることも報告されています。

(2)湿疹(しっしん)と乾癬(かんせん)

ブラッククミンシードオイルはしっしんや、かんせんなどの肌トラブルにも効果を発揮します。炎症を和らげ、肌が治るスピードを改善してくれる効果が期待できます。

(3)消化改善

ブラッククミンの種子には、胃腸内のガスを排出してくれる効果があります。結果、胃腸のふくらみをなくし、消化が助けられ、胃の痛みも減少してくれます。

ブラッククミンシードオイルはまた腸管内の寄生虫の治療薬として使用されます。

(4)カンジダおよび真菌感染症の改善

ブラッククミンシードオイルは、胃腸内と皮膚におけるカンジダ菌および真菌の感染症を退治する効果があることも示されています。

(5)癌(がん)

ある研究では、ブラッククミンシードオイルに含まれる化合物「チモキノン」には、白血病細胞のアポトーシス(細胞死)を誘発する力があることが示されています。

また、他の研究においては、このチモキノンは、乳がんおよび脳腫瘍の細胞においても同じ効果があったことが記されています。

ブラックシードオイルはまた放射能被害から保護するための効能の研究にも使われており、従来の治療法に加えた秘薬として大きく期待がされています。

(6)心臓の健康

ブラッククミンシードに含まれる「チモキノン」には、コレステロールレベルや血圧の改善効果があり、心臓病の予防にもつながることが報告されています。

(7)MRSA(黄色ブドウ球菌)およびピロリ菌

2010年のある実験にて、ブラッククミンシードオイルは、ピロリ菌感染症(潰瘍なし)に有効であることがわかりました。

その研究はまた、ブラッククミンシードオイルは、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対しても効果があったことを示しています。

(8)免疫機能の改善

ブラッククミンシードは、カラダの免疫力を高めてくれます。酸化防止剤として効果が期待できる脂肪酸や、ビタミンB群が含まれています。

しかし、他のバーブとは違って免疫パワーの強化だけでなく、そのバランスの改善効果もあると報告されています。これにより、ブラッククミンシードは、HIV治療の研究にも使われているほどです。

(9)肌と髪

ブラッククミンシードは、皮膚組織の再生作用があり、柔らかくしっかりとしたお肌へのサポート力があります。また、髪の成長も高めてくれます。

(10) ダイエット

3ヶ月間のブラッククミンシードの服用により、単に体重の減少だけではなく体脂肪や血糖値の減少まで効果が見られたとの研究報告があります。

まさに、美容、ダイエット面における効能を見ても、古代からコスメやマッサージオイルとしても活用されていた理由がわかります。

 参考サイト 
▶ http://wellnessmama.com/37127/black-seed-oil-benefits/
▶ http://naturalsociety.com/10-health-benefits-of-black-cumin-seed-nigella-sativa/
▶ https://draxe.com/black-seed-oil-benefits/

ブラッククミンシードオイルに副作用はある?

とくに有害な副作用は今の時点では、報告されていませんが、まだ人体における検証・実証が少ないのも事実です。

今後の研究結果が待たれるところですが、薬の飲み合わせにおいては副作用も一部懸念されています。

などはとくに、服用の前に、必ずお医者さんに相談するようにしてください。

摂取の仕方、注意点など

ブラッククミンシードオイルは、1日ティースプーンに1~2杯摂取します。1000mg入りカプセル剤の場合は2カプセルまで。

うさぎを用いた動物実験では、ブラッククミンシードの過剰な摂取は、腎、肝臓の問題を引き起こす可能性があるとスローン・ケタリング(ドクター)は警告しています。

オイルの抽出方法は大丈夫?

日本国内で入手できるブラッククミンシードオイルの詳細はわかりませんが、化学溶剤を用いて抽出したオイルは避けるようにしましょう。

せっかくのブラッククミンシードオイルですので、すべての効能をえるためにも、しっかりした商品を選ぶようにしたいものです。

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ブラッククミンシードオイル効能まとめ

ブラッククミンシードは、香りはナツメグや人参に、スパイシーな香りづけをしような感じで、少し青臭く、苦味も強くあります。ですので、スパイスとして料理に加えると味も美味しく変わるようですが、そのままではかなり食べづらいもの。やはり摂取しやすいブラッククミンシードオイルの方が人気なんですね〜!

ですが、ブラッククミンシードや、またクミンシードオイルには、私たちのカラダへの驚くほどの健康効能があふれています。

まだまだ研究段階のようですが、さらに嬉しい効能が次々と発見されていくような期待が高まります。ブラッククミンシード、オイル製品にますます注目です!

(By ゼウス23世)