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アマニ油マヨネーズが人気の兆し?ニップンvsキューピー比較!

オメガ3、アルファリノレン酸が簡単にとれるマヨネーズ商品に夢中です♪

以前は、日本製粉(ニップン)が直販で販売していたオーマイプラスを食べていましたが、ここにきてキューピーさんの亜麻仁入り新商品も販売されました!

これでアマニ老舗のニップンさんと、マヨネーズ老舗のキューピーさんのマヨネーズの食べ比べが実現できるわけです。

ではさっそく、ニップンさんとキューピーさん、2大製品についてご紹介していきましょう。

アマニ油マヨネーズ 2製品比較!

【1】 キューピー アマニ油マヨネーズ

 2016年6月17日『機能性表示食品』として販売開始となったキユーピー アマニ油マヨネーズ。

健康志向の方にもぴったりのマヨネーズです。

その名の通り必須脂肪酸オメガ3のα-リノレン酸を多く含むアマニ油から作られています。このマヨネーズ大さじ1杯で、約2.6gのα-リノレン酸が含まれています。

血圧が気になる方におすすめのマヨネーズ。

キユーピー独自の抗酸化技術により、酸化しやすいアマニ油を使い、コクがあってしっかりとした美味しいマヨネーズを実現しています。

<原材料名>

食用植物油脂(なたね油、あまに油、大豆油)、醸造酢、卵黄、食塩、砂糖、たん白加水分解物、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆を含む)

<栄養成分> 1食15g(約大さじ1杯)当たり

[機能性関与成分] 

<内容量> 200g

<参考小売価格> 350円(税抜き)

【2】 日本製粉 アマニ油入りマヨネーズ

アマニ市場を切り開いたニップン!オーマイプラス アマニ油(オイル)入りマヨネーズ

α-リノレン酸が豊富なアマニ油となたね油を使用して作ったマヨネーズです。

大さじ2杯が1日の成人摂取目安量とされる必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸を摂取することができます。まろやかで舌触りのよい味わいに仕上がったマヨネーズです。

<原材料名>

油分の比率のみ公表: アマニ油100ccに対して、太白ゴマ油250cc、米油150cc

<栄養成分>       大さじ約1杯(15g)あたり

(参考値として分析)

<内容量> 200g

<参考小売価格> 324円(税込) 公式サイト価格

人気No.1 ニップンのアマニ油は安心安全なのか? 実はxxx脂肪酸の問題もあった!? 参考記事はこちら↓

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キューピーは機能性表示食品とのことだけど・・

 

『機能性表示食品』とは?

機能性表示食品とは、“事業者の責任”により、その科学的根拠に基づく機能性を表示した食品になります。

トクホと違って事前に消費者庁の個別審査を受ける必要がありません”科学的根拠に基づいた機能に関するデータを消費者庁に提出するだけ”で販売が可能になります。

商品の機能性については、国が許可した特定保健用食品(トクホ)と国の基準に適合した栄養機能食品の2種類のみでしたが、2015年4月から始まった新しい機能性表示商品の制度です。

気になるマヨネーズの製法とαリノレン酸配合量は? 

普通のマヨネーズにはたくさんの油が入っています。酢と油が”1対10”くらいの比率で入っています。ですからマヨネーズに使われている油がいい油であれば、健康にも当然いい効果が現れます。

ただアマニ油100%でマヨネーズを作るとすると、アマニ油が酸化しやすいという性質をもっているため苦味がでてしまうのだとか・・

そこでニップン(日本製粉)ではアマニ油100ccに対して、太白ゴマ油250cc、米油150ccを混ぜ合わせてマヨネーズを作ることにしました。酸化しやすいアマニ油を、酸化しにくい油を混ぜてコーティングすることで、苦味もなくなり体にも良いマヨネーズになったのだそうです。ここに練りゴマやニンニクも加わって、風味も抜群の仕上がりになっています。

一方、キューピーでは・・

参加しやすいαリノレン酸を、製造工程中の酸素濃度を低減したり、酸素吸収層を含む多層容器「酸素吸収ボトル」を使用するなど工夫を行って、今のアマニ油入りマヨネーズを実現しています。

これまでのマヨネーズ作りで培ってきた技術を最大源に生かして今回のアマニ油入りマヨネーズに完成に至ったという印象です。

ただし、アマニ油自体の比率、他の油は何を使っているかは発表されておりません

αリノレン酸の効果

EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)はα-リノレン酸を原料として体内で生成されます。

α-リノレン酸に代表されるオメガ3系の脂肪酸は、アレルギー性疾患を改善し、脳細胞を活性化する効果を持ちます。

ほかにも動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・高血圧の予防にも効果が認められています。そのため健康を維持するために大変重要な役割をもっています。オメガ3系とオメガ6系の摂取の比率は、1:4が理想です。このバランスは非常に重要なので覚えておきましょう。

αリノレン酸(オメガ3)効果

(αリノレン酸の効果:一般社団法人 日本アマニ協会のHPより)

選ぶならどっち?おススメは?

  キューピー 日本製粉
酸化防止技術 酸素吸収ボトル 酸化しにくい油でコーティング
価格
αリノレン酸濃度(15g当たり) 2.6g 1.1g
 % 30% – 

お値段の差が微妙、味は両方ともとても美味しいです。

αリノレン酸の濃度だけで言うなら、キューピーの製品に軍配が上がる結果に!

アマニ油配合マヨネーズまとめ

コストパフォーマンスはニップンの方が上。

しかし、αリノレン酸の含有量を重視するのなら、キューピーが上という結果になります!

アマニ油マヨネーズとわざわざアマニ油入りを選ぶのであるですから、αリノレン酸の含有量が大きな判断材料となるユーザも多いかもわかりませんね。

 その点、一見安く見えるニップンアマニ油マヨネーズですが、αリノレン酸1gあたりの価格を計算するならば、やはりキューピー製品という判断となってしまうのかな?

という印象となりました。 ご参考まで。

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(By ゼウス23世)