神様の食材

アトピー性皮膚炎に100%はちみつがおススメな理由3選!

はちみつの豊富な栄養素にますます注目が集まっています。

はちみつには美容や健康に効能がある栄養素がたくさん含まれていて、テレビなどでも特集されているほどです。

そのたくさんある効能の中で、はちみつはアトピー性皮膚炎にも効くとされています。

今回はアトピー性皮膚炎にはちみつが効く理由について見ていきます。

アトピー性皮膚炎の症状を軽減するには

アトピー性皮膚炎については、まだ解明されていない部分も多くありますが、まずは、皮膚の抵抗性が落ちた乾燥状態で、ダニ・ほこり・動物の毛・ソバ・牛乳などの食べ物などアレルゲンの侵入ストレスなどの環境要因によって引き起こされると考えられています。

1)まず食べ物として冷たいものはNGとされています。

冷たいものは消化が悪い上、ほかの食べ物の消化も妨げてしまうからです。

2)また辛いものなど、刺激が強く粘膜を荒らしてしまうものも避けると良いとされています。

3)白砂糖を使った甘いものもよくありません。マグネシウムなどのミネラル、ビタミンBを中心としたビタミン類を過剰消費してしまって、白血球の働きを弱めてしまう可能性が指摘されています。

はちみつにはどんな効果が期待できるのか

はちみつの肌への効能は大きく3つあります。

【1】 美肌効果

まず1つめが美肌効果です。

はちみつにはビタミンB2、B6、ビタミンC、ポリフェノール、アミノ酸、酵素、ミネラルなどが含まれていますが、いずれも美肌作りに欠かせない栄養素になっています。

【2】 保湿性

はちみつは、食べる以外にも、そのまま肌に使っても大丈夫な食品です。

はちみつは空気中の水分を吸収するはたらきを持っているので、保湿効果が抜群です。白砂糖も空気に増えると固まりますが、これも水分吸収の影響です。同様にはちみつに含まれる糖分も、水分吸収の効果があり、乾燥肌の改善を促してくれる効果が見込まれます。

 【3】 殺菌性

はちみつが持っている殺菌効果もアトピー性皮膚炎の治療に有効です。

アトピー原因の一つでもある黄色ブドウ球菌の増殖を抑える効果が、はちみつには報告されています。はちみつを直接肌に塗って黄色ブドウ球菌を減らすことによって、アトピー性皮膚炎の改善が期待できます。

はちみつを食べるときの注意点

はちみつは自然由来の甘味料として安全な食べ物です。しかも砂糖に比べるとカロリーが低いので、ダイエット中の糖分摂取にもおすすめです。

しかし、主成分が果糖、ブドウ糖、ショ糖ですから、もちろん食べ過ぎると糖の摂りすぎになります。

また、はちみつにはボツリヌス菌という細菌が含まれている可能性がありますので、腸内環境の整っていない赤ちゃんが口にすると危険です。

1歳以下の赤ちゃんには、はちみつを与えないように気をつけましょう!

大人は腸の消化システムが出来上がっているので、食べても問題ありません。

「乳児ボツリヌス症」についてはこちらに詳しく説明しています。

 関連記事  ▶ 赤ちゃんにはちみつ!? 乳児ボツリヌス症の怖さとその最新動向

食べるだけでなく、肌にも使えます

はちみつは肌に使うこともできます。

洗顔料やボディーソープにはちみつを1~2滴加えて泡立て、普段と同じように使ってください。

シャンプーや入浴剤に混ぜるのもOKです。

はちみつは水分をよく吸収してくれるので、蒸気の高まったお風呂で使い、洗い流したあともしっとり潤ったお肌になれます。乾燥肌にも効果的です。

同様に化粧水や乳液にはちみつを加えて使うのもおススメです。

肌の気になる部分に直接塗って、肌パックに使うのもいいでしょう。パックをする場合は蒸しタオルを併用するとさらに効果がアップします。

 参考記事  ▶ はちみつで肌ケア!スキンケア使い方13選!

はちみつの健康成分を100%受け取るとために

【100%純粋はちみつのススメ】

「純粋はちみつ」とは加工処理を一切していない生の天然はちみつのことです。

それに対し「加糖はちみつ」や、「精製はちみつ」と呼ばれるものは、天然のはちみつに「水あめ」や「ブドウ糖」などを加えていたり、加熱・脱臭処理を行ったもの。

加糖はちみつや精製はちみつには、本来のはちみつ成分・栄養素が十分に含まれません。

美肌効果・保湿・抗菌性をもたないはちみつでは意味がありません。

お肌に使う場合には、100%純粋はちみつを使うようにしましょう。

 参考記事  ▶ 純粋はちみつの選び方

はちみつの保湿効果とビタミン類でアトピー対策を!

はちみつには、皮膚や粘膜の健康維持に効果があるとされる抗菌性と水分の保湿性があります。

天然100%はちみつだと水分量は意外に低くて20%前後です。

国内の取引基準を定めた日本養蜂はちみつ協会では、22%になりますが、輸入はちみつだと水分量20%以下という基準があります。

東欧のコーカサスはちみつだと、水分量16~18%といった良質はちみつも多いです。

また、抗菌性に加えてはちみつの抗炎症作用や肌荒れを整えてくれる豊富なビタミンB群の肌への効果も見逃せません。

はちみつはアトピー以外にもニキビ肌の改善にも多く利用されています。

 食べてもおいしいはちみつですが、皮膚の健康まで保ってくれるのはとっても嬉しいですね。

アトピー性皮膚炎の痒みなど、現代人のリノール酸の摂りすぎ、オメガ系脂肪酸のバランスの崩れも指摘している文献も多くあります。

症状の改善に向けて、日ごろの食生活も見直していくようにしましょう。

(By ディオニソス)