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顔のたるみ、糖化のせい?終末糖化産物を防ぐ食品15選とは!?

抗酸化の次は抗糖化!

アンチエイジングに「抗酸化力」が必要なのは、もはや周知の事実。ですが最近では抗酸化に加えて「抗糖化」という言葉にも注目が集まっています。アンチエイジングして、いつまでも綺麗で健康でいたい方は、必ずこの「抗糖化」というワードも抑えておきましょう♪

◆抗糖化とは

まだあまりメジャーな単語ではありませんが「糖化」は顔のたるみなど、老化を引き起こす原因のひとつです。糖化は糖分によって老化が早まることで、血液中に糖分が長時間残ることで引き起こされます。血液中でタンパク質が糖化すると変性して硬く脆くなり、「AGEs」という週末糖化産物(最終糖化産物)になってしまいます。

そしてその「AGEs」こそが、老化を加速させたりさまざまな病気になる要因だということが最近の研究によってわかってきました。

終末糖化産物の「AGEs」を避けましょう!

AGEsが体内に残ると、動脈硬化が進んだり、骨がもろくなったり、肌が荒れたり、白内障、非アルコール性脂肪肝、アルツハイマー発症などの症状が現れると言われています。AGEsが血管に溜まれば動脈硬化、骨なら骨粗しょう症と、体のあらゆる部分に影響を与えるからです。

AGEsはタンパク質でできている血管、筋肉、肌などの組織をどんどん変性、劣化させてしまい、血管壁に炎症を起こします。それにより動脈硬化、糖尿病、がんなどのあらゆる病気の危険が高まります。

◆ 美容への影響

「糖化」はあなたの健康だけでなく、美容にも悪い影響をもたらします。肌のタンパク質がもろくなれば、たるみやくすみ、しわなどの老化現象が進むからです。

いくらスキンケアを頑張っていても、糖化によって肌の内側からコラーゲン組織が破壊されていたら意味がなくなっちゃいます。

◆ 大切なのは糖化を防ぐこと

このように健康や美容に大敵な糖化ですが、これを防ぐのが「抗糖化」。生きている以上、体内で糖化をまったく起こさないことは不可能ですが、できるだけそのリスクを下げることは可能です。いかに予防するかがポイントとなってきます。

そのために気をつけなければいけないのが食生活。必要以上の糖分はとらないようにしましょう。炭水化物や甘いものばかり摂取していると、血糖値が高くなりすぎてしまい、糖化が進みやすくなります。また、空腹時に甘い清涼飲料水を飲んだりたくさんのお菓子を食べるといった行動もNGです。

抗糖化力をあげてくれる食べ物10選

【1】ブルーベリー

ブラックベリーをはじめ、ラズベリー、桑の実やクランベリーといった小さな果実には、抗酸化物質として強力な作用をもたせてくれる「フラボノール」「アントシアニン」や肌細胞の老化を防ぐ「ビタミンC」が豊富に含まれています。

とくにベリー果実の中でも濃い黒と青の色のものは、私たちに最高のアンチエイジング効果をもたらせてくれます。

【2】ザクロ

驚くべきこのザクロの種子には、フリーラジカルによる損傷からあなたのお肌を守り、肌のコラーゲンをしっかりキープすることで、アンチエイジングを助けてくれる「エラグ酸」「プニカラギン」がたっぷり含まれています。

【3】葉物野菜

種類の抗酸化剤「ルテイン」「ゼアキサンチン」がしっかり含まれている葉物野菜。特にほうれん草ケールには、照りつけるUVダメージからあなたのお肌を守ってくれる有効成分がとても多く含まれています。

紫外線に照りつけられるたびに、肌の損傷は進行します。その損傷が積もり積もると、表皮DNAを損傷して、大きな肌炎症、酸化ストレス、T細胞活性力の低下につながってしまいます。これらは、皮膚がんのリスクも高めてしまします。

アメリカの研究では、緑黄色野菜を多く摂取している女性は、しわの発生率が低く若々しい肌の持ち主が多いことも実証されています。

【4】アボカド

豪華フルーツでもある「アボカド」は、皮膚の内側の健康的な油分をつくり、肌の美しさを整える「必須脂肪酸」と、あなたの皮膚や爪、髪の栄養サポートまで提供してくれる大事な「ビタミンE」と「ビオチン」を含んでいます。

【5】ダーク(高品質)チョコレート

良質のカカオから見つかった抗酸化物質の「フラバノール」は、UV光にさらされることによって引き起こされる肌の炎症を抑えてくれます。

【6】きゅうり

きゅうりには美容成分「シリカ」が含まれています。「シリカ」は、しわが無い健康的な顔をつくってくれるコラーゲンの働きをカラダの内側からサポートしてくれます。

【7】クルミ

クルミには天然の抗老化剤および抗炎症性の高い「不飽和脂肪酸」と「ビタミンE」を豊富に含んでいます。

【8】グアバ

グアバフルーツには、コラーゲン生成と肌表面の美しさをサポートしてくれる「ビタミンC」がとっても豊富に含まれています。

【9】オイリーな野生魚

油分をよく含んだ野生の魚(イワシ、ニシン、サバ、野生の鮭)は、「オメガ3脂肪酸」を多く含みます。オメガ3脂肪酸は、皮膚、髪、爪の水分を維持してくれ、皮膚細胞膜を強化することによって皮膚のハリ、弾力性をももたらしてくれます。

【10】トマト

そして最後にもうすすっかりお馴染みなように、トマトには「リコピン」がとっても豊富に含まれています。(そうスイカにも含まれてます!)

トマト中に含まれる「リコピン」は、照り付けるUVのダメージをカラダの内側からサポートしてくれて、また「ビタミンC」は、コラーゲンを強化してくれ、「カリウム」は皮膚細胞の水分量と栄養分を調整してくれます。

トマトには私たちに肌細胞を活性化し、皮膚の水分保持としわ対策の効果があります。

避けたい食べ物は?

コーラ、醤油、コーヒー、揚げ物、焼き物などはAGEsを多く含んだ食品として有名です。可能な限り摂取するのを控えましょう。ホットケーキの焦げた部分やウナギのかば焼きの焦げた部分も食べないようにしましょう。何度も加熱処理された揚げ物なども良くありません。

【1】ポテトチップスやフライドポテト

油で揚げだものは、あなたの体全体に炎症を追加することができます。特に「トランス脂肪」を避けます。

【2】ドーナッツ、ペストリー

穀粉、バター、ショートニング、ベーキングパウダーまたは卵等の材料を焼いて作ったペストリー類は、しわの原因となる「砂糖類」がふんだんに使われています。

【3】ホットドッグソーセージ、ベーコン

加工肉には飽和脂肪酸が多く含まれ、かつ硝酸塩も使われています。この2つの組み合わせは、あなたの肌に炎症をもたらせます。

【4】脂肪肉

脂肪肉にも飽和脂肪酸が多く含まれています。肉を食べる時はヒレなどの赤身が多い肉にしましょう。グランドターキー(七面鳥)や、鶏の胸肉なども良い肉の選択肢です。

【5】アルコール

適度な飲酒は、お肌にではなくあなたのメンタルヘルスの安定に繋がりますが、深酒は絶対にNGです。逆に老化プロセスを早めてしまいます。

飲みにいくときは穏やなペースでお酒を飲める相手と行くようにしましょう!

その他の自分で出来る糖化対策!

(1)糖化を防ぐためにお茶や緑の葉菜類を積極的に摂りましょう。日本茶、ウーロン茶、プアール茶などには「AGEs」を抑制する力を持っています。最近の実験では、カモミール、甜茶、ドクダミ、柿の葉、グァバにもAGEsの生成を阻害してくれる働きがあることがわかりました。

(2)低GIの食事を選ぶことも大切です。GI値が低い食べ物はゆっくりと吸収されるので、血糖値が上昇するスピードが緩やかになります。和定食や野菜炒め定食などの低カロリー、低GI値の食事を選ぶようにしましょう。食前に大豆製品やヨーグルトを食べておくことも、血糖値の上昇を抑える効果があります。

(3)もしGI値の高い食事を摂ってしまった後には、軽い運動を追加することも心がけましょう。食後、なるべく早めに2030分程度の運動をすると血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

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まとめ

とってもシンプルな戦略が、あなたの内と外の若さを保ちます

「抗糖化」は、今世界中のセレブ達が最も気にしてるホットな話題。GI値とあわせて糖質、炭水化物の摂取も気をつけていきましょう。

もちろん、食事だけじゃなくお仕事や子育てなど色々なストレスからうまくコントロールすることも大切なのですが、

毎日の食卓で、あなたが何をお皿の上にのせるのか!?

それがあなたが毎日鏡で見るあなたのお顔や表情を作りあげていることを忘れずに!

 

(By ゼウス23世)