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「糖質制限ダイエット」に潜む9つの危険性とその予防法とは?

糖質制限ダイエット

炭水化物ダイエット、ハイプロテインダイエットと並んで、パンや米、パスタ、麺類を極力食べない「糖質制限ダイエット」が流行っています!

最近では、シリコンバレーダイエット、ケトン体ダイエットといった、極度に糖質、炭水化物を抜いた食事、ダイエット法も登場してきています。

これらは、ロバート・アトキンス(米 循環器学者)が考案したダイエット法(通称『アトキンスダイエット』)の流れを汲んでいて、通常200〜300g/日の炭水化物摂取量を20~40gまで制限する考え方に基づいています。

糖質制限ダイエットは、最初の数週間で体重の減少を感じられるので、どんどん糖質制限の幅をエスカレートさせていく傾向にありますが、そこには日本ではあまり多く語られていない健康被害も隠されていますので、注意が必要です。

何事も極端な食事バランスの変更は、その反作用の危険性を産んでしまうのです!

炭水化物抜き、ケトン体ダイエットとは違うの?

糖質制限ダイエットがもたらす可能性のある健康被害、危険性を紹介する前に、少しおさらいが必要です。

私たちのカラダは、「三大栄養素」といって、炭水化物、たんぱく質、脂質、この3大栄養素が必要です。

炭水化物は正確には「糖質」+「食物繊維」

よって、炭水化物全体のダイエットを強く意識する時は、食物繊維量も極端に減ってしまって、そのために起こる危険性がさらに加わります。

「糖質制限ダイエット」は、炭水化物ダイエットに比べて、糖質分だけを制限する考え方ですから、食物繊維の問題はないように思われますが、お米や、ジャガイモ、かぼちゃなどにも食物繊維は含まれていますので、その分、「食物繊維」を摂ることにも意識を向けていかなければなりません。

また、糖質制限も炭水化物ダイエットも体内でブドウ糖から出来るグリコーゲン貯蔵量をコントロールしようとするものなので、摂取する食べ物は、低GI値(グリセミック・インデックス値)の食材も多く選ぶようにしてください。

低GIについてはこちらに詳しく↓
糖質制限ダイエットに覚えておきたいGI値の意味とは?低い食品ベスト30!

また「ケトン体ダイエット」とは、基本的に”極端な”糖質制限、炭水化物制限を行う(摂取量を1日20g以下)にすることで、エネルギー代謝の仕組みを糖分から脂肪に切り替えるというダイエット法になり、長期に及ぶとその副作用や危険性が増すと言われています。

(実際に2年以上に及ぶ人体被害への影響は研究段階であり危険性などはまだ不明確です)

糖質制限ダイエットに潜む9つの危険性とは?

【1】カラダの不調の危険性

糖質制限をはじめた初期の段階では、頭痛、便秘、めまい、脱力感、疲労の症状が現れることがあります。

【2】脱水症状の危険性

糖質制限ダイエットを初めて1,2週間の間に、グリコーゲン枯渇が始まると脱水症状が始まる危険が高くなります。脱水症状は脂肪や筋肉消費が始まった頃に起きやすい現象です。

【3】筋肉疲労がとれにくくなる

肝臓および、筋肉の中のグリコーゲン貯蔵が枯渇始めると、極端に筋肉パフォーマンスが落ち、筋肉疲労が取れなくなります。

筋疲労の量は、筋肉グリコーゲンの枯渇速度に正比例して増加していきます。

【4】基礎代謝パワーが落ちる危険性

筋肉の低下によって、あなたのカラダの基礎代謝量(代謝)が減少する危険性が高まります。エネルギー代謝は筋肉で起こりますが、筋肉量が落ちると今までキープしていたカラダの基礎代謝パワー(消費効率)が悪化していきます。

エネルギッシュにスポーツをしていた人に特に起こりやすい現象です。

【5】垂れてみっともない肌になる危険性

脂肪が落ちた代わりに、筋肉や肌つやが悪くなり、皮膚が垂れ下がってくる危険性があります。脂肪が落ちて余った皮膚の修復にカラダの基礎代謝が着いていけてないことによる理由です。

【6】動物性脂肪(飽和脂肪)により生じる危険性

動物性脂肪である飽和脂肪を多くとることは、心臓病、脳卒中、およびがんなどの発生率を増加させる危険性があります。

【7】抗酸化力が低下する

がんや心臓病の予防をしてくれる大切な栄養素を欠いてしまう危険性があります。

多くのフルーツ、野菜、豆、全粒穀物、ナッツ類には、カラダに必須な抗酸化力をもった自然由来の植物性栄養素も多く含んでいます。

【8】動物性タンパク質の摂りすぎによる病気の危険性

赤身肉や動物製品にはより多くのたんぱく質を含んおり、たんぱく質摂取には効率的なのですが、果物、野菜、豆類からの植物性たんぱく質もバランスよく摂取していかないと腎臓病、心臓病などの危険性が高まります。

【9】ぽっこりお腹を産む危険性

糖質制限ダイエットの初期段階による急激な体重減少は、主に体内の水分および筋肉量の低下によるものです。

糖質制限をやめて糖質を摂り始めることで、これらの体重は簡単に戻りますが、落ちた筋肉の代わりに、今度は脂肪が着きやすくなっています。結果、筋肉が落ちた状態での”ぽっこりお腹”の状態にリバンドしてしまう危険性が高くなります。

これらの危険性を防ぐ方法とは

1.初期段階の急激な糖質制限をやめてみる

私たちのカラダは、炭水化物(糖質)を含んだ三大栄養素のバランスによってエネルギーを受け取っています。やはり急激な炭水化物(糖質)だけの摂取量の低下は、カラダの不調や健康被害を産む危険性が高まります。

これからダイエットをするぞ!と意気込むのは良いですが、まずは目標削減量の50%カットからはじめてみるのはどうでしょうか?

2.インターバル設定をする

いきなり何週間も続けて糖質の制限をするのではなく、体調や体重変化の様子を見ながら、インターバルを設けて糖質制限にチャンレンジするのはどうでしょうか?

例えば、3日ほど糖質制限をしたならば、2日は通常の食事に戻すといった感じのインターバル設定です。

3.プロの栄養トレーナーに相談する

一番安心して取り組めるのは、やはりプロの栄養管理士にダイエットメニューを作ってもらうことかもわかりません。あくまでも健康になるためのダイエットですので、病気になる危険性を冒してまで果敢に取り組む必要はないですよね。

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糖質制限ダイエットまとめ

「糖質制限ダイエット」は、正しく取り組めばダイエット効果、そして糖尿病などの病気予防、健康効果がちゃんと期待できるダイエット法です。辛い断食や極端なカロリー制限に比べると取り組みやすいダイエット法ですしね。

副作用や危険性などもちゃんと理解しながら、取り組んでいくことが必要ですし、より安心だと思いますので、ここで紹介した内容をぜひ参考にしてみて下さいね!

(By ゼウス23世)