糖質制限ダイエットに覚えておきたいGI値の意味とは?低い食品ベスト30!
この記事の目次
低GI食品って何でしょう?
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、直訳すると”糖血症インデックス”。昨今では糖尿病患者さんだけでなく糖質制限ダイエットにおいても注目されてきていて、GI値に関してネット検索なんかされてる方も多いのではないでしょうか?
GI値グリセミック・インデックスとは、その食品が体内で糖に変わって血糖値があがるスピードを計ったものになります。ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的な数字で表わされます。つまり、 このGI値が低ければ、血糖値の上昇が遅くなって、インシュリンの分泌も抑えられるということ。GIが低い食べ物は糖質制限ダイエッターにとっては嬉しい食べ物ということになりますね!
糖質ダイエットと合わせると効果倍増する!?
糖質制限ダイエットでは、糖質の摂取量を抑えるのと同時に、インスリン抵抗性も正常化させていく必要があります。そのため、あなたのインシュリンの急激なアップダウンをさけることはとっても重要です。このインスリン抵抗性が狂ってしまうと、血糖の上昇にインスリンが追いつかなかったり、過剰にだらだらと分泌されたり、そうなると、かえって糖質制限のお陰で体重が増えてしまったというような悪循環になってしまいます。
また、GI値の低い食べ物を摂取することによって、あなたのお腹は空腹感をより感じなくなるので、結果的に低カロリーでヘルシーな食生活を送ることができるのです。
ですので、特に糖質制限ダイエッターの方は、このGI値の低い食べ物に注目して、あなたのダイエットをより成功に導いてください。
GI指標リストを参考にする際の注意点
これらの指標は2008年にオーストラリアと米国、ヨーロッパの間で開発、発行されたものです。実際の患者さんの食後の血糖値を計測しながら、各食品においてこの指標が定められています。もちろん、各個人、人種や国、地域によっても若干の誤差が生じたりもします。
また、同じ企業の商品であっても、製造している地域の製品によって大きく結果が異なった場合には、それぞれ違う数値が出されていたりするので(例えばケロッグの商品など)、日本で製造販売されているものも、数値が若干異なる可能性があります。
この指数は、あなたが食品を選ぶ指標として、参考にできるガイドですので、ぜひ参考にしてくださいね。
GI指数の低い商品(ベスト30)
ベスト1~10位 (カッコ内はGI値)
1位 低脂肪プレーンヨーグルト (GI 14)
2位 ズッキーニ (GI 15)
3位 サマースカッシュ (GI 15)
4位 トマト (GI 15)
5位 ほうれん草 (GI 15)
6位 サヤエンドウ (GI 15)
7位 コショウ類 (GI 15)
8位 ピーナッツ (GI 15)
9位 低脂肪ヨーグルト(人工甘味料) (GI 15)
10位 レタス類 (GI 15)
ベスト11~20位 (カッコ内はGI値)
11位 さや豆(さやえんどう) (GI 15)
12位 ナス (GI 15)
13位 きゅうり (GI 15)
14位 セロリ (GI 15)
15位 カリフラワー (GI 15)
16位 ブロッコリー (GI 15)
17位 アスパラガス (GI 15)
18位 アーティチョーク (GI 15)
19位 大豆 (茹で) (GI 16)
20位 エンドウ豆 (乾燥) (GI 22)
ベスト21~30位 (カッコ内はGI値)
21位 チェリー (GI 22)
22位 ミルクチョコレート (GI 24)
23位 はとむぎ(Pearl barley) (GI 25)
24位 グレープフルーツ (GI 25)
25位 スパゲッティ(プロテインプラス) (GI 27)
26位 牛乳 (GI 27)
27位 レンズマメ (茹で) (GI 29)
28位 インゲン豆 (茹で) (GI 29)
29位 豆乳 (GI 30)
30位 アプリコット (GI 31)
最後に
GIはすべてがブドウ糖を摂取した場合の数値を100として計算されます。ですので、今回あげたベスト30ではほぼGI値が30程度以下の食べ物とうことで極端に低いものばかりという事になってしまってます。GI値が低いほど良いのですが、50、60程度のものでも充分に低い食べ物ということになりますので、またそれらも紹介していきたいと思います。まずはベスト30ということで、、、ぜひ、ご参考に♪
(by ディオニソス)