目次
はじめに
長いもの歴史は古く、奈良時代までさかのぼります。
この時代には薬草として利用されていました。
江戸時代には栽培がはじまり、滋養強壮の効果があるとされていました。
長いもは、昔から健康に良い食品として大切にされて来たのです。
長いもの栄養価
長いもには、体が喜ぶ栄養がたっぷり含まれています。
特に注目したいのは次の3つです。
栄養素 |
主な働き |
ムチン |
粘り成分で、胃の粘膜を守り、消化を助ける |
ビタミンB1 |
疲労回復を助ける |
カリウム |
余分な塩分を排出し、むくみを防止する |
さらに、食物繊維も豊富で、便秘予防にも効果が期待できます。
長いもの健康効果
長いもを毎日少しずつ食べることで、さまざまな健康効果が期待できます。
- 胃腸を整える
ムチンが胃壁を守り、消化を助けるため、胃もたれ対策に効果あり。 - 免疫力アップ
長いもに含まれる成分が体の抵抗力を高め、風邪予防にもぴったり。 - 美肌効果
ビタミンやミネラルが豊富なので、肌のターンオーバーを助けます。
人気の長いもレシピ
ここでは、簡単で時間もかからない人気レシピを紹介します。
手がかゆくならない方法も合わせてチェックしてください!
長いもとツナの和え物
【材料】(2人分)
- 長いも…150g
- ツナ缶…1缶
- 醤油…小さじ1
- ごま油…小さじ1
【作り方】
- 長いもは皮をむき、ポリ袋に入れてめん棒などで軽くたたく。
- ボウルに長いも、ツナ、醤油、ごま油を入れて和えるだけ!
ポイント
長いもをむくとき、手がかゆくなるのを防ぐには、「ビニール手袋」をつけるか、「酢水で手を濡らしてから作業する」と効果的です!
長いものバターソテー
【材料】(2人分)
- 長いも…200g
- バター…10g
- 塩・こしょう…少々
【作り方】
- 長いもは皮ごとよく洗い、1cm厚さの輪切りにする。
- フライパンにバターを熱し、両面に焼き色がつくまで焼く。
- 塩・こしょうで味付けして完成!
皮ごと使うと、栄養を逃さず手間も省けます。
まとめ
長いもは、正しく冷凍保存すれば、長持ちさせることができます。
カットして保存する場合は 水気をしっかりふき取る。
すりおろした物、カットした物は空気を抜いて一回分ずつラップする。
金属バットに乗せて冷凍庫へ入れる。
すりおろした長いもは「自然解凍」で使用してください。
カットした物は凍ったまま調理できます。
長いもは、栄養豊富で健康にも抜群な野菜です。
今日紹介した人気レシピなら、忙しい日でも簡単に作れます。
体調管理や美容にも役立つので、ぜひ試してみて下さい。