長いもには、ビタミンB群、食物繊維、カリウムなど、体の調子を整える栄養が豊富に含まれています。
なかでも焼き長いもは、ホクホクと食感が楽しめるだけでなく、いろいろなアレンジができます。
しかし、保存方法が悪いと鮮度が落ちてしまうので注意が必要です。
そこで、この記事では、長いもの美味しさを長持ちさせる保存方法と、食欲をそそる焼きレシピをご紹介します。
目次
長いもの保存方法|美味しさを長持ちさせるコツ
長いもの保存方法について解説しましょう。
ただし、保存期間については目安ですので、実際の長いもの状態を見ながら、早めに食べきりましょう。
常温保存
- 保存期間:約1ヶ月
- 丸ごと保存:新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所で立てて保存
- カットしたものは冷蔵庫での保存が望ましい
ただし、気温が25℃以上の場合は冷蔵庫で保存する
冷蔵保存
- 保存期間:約2週間
- 丸ごと保存:新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で立てて保存
- カット後:切り口のぬめりをふき取りラップで密閉後、保存袋に入れて保存
冷凍保存
- 保存期間:約1ヶ月
- 丸ごと:長いもの皮をむいてぴったりとラップで包んで冷凍
- すりおろし:変色防止に酢を少量加え、冷凍用保存袋に入れて薄く平らにする
- 使いやすい大きさにカット:ラップに包み冷凍用保存袋に入れて冷凍
美味しさを長持ちさせるコツ
- 乾燥を防ぐ:新聞紙やラップで包む
- 低温で保存:冷蔵庫の野菜室や冷暗所で保存
- 切り口を密閉:切り口をしっかりとラップで包む
- 冷凍保存:すりおろす、カットすると調理時間の短縮になる
焼き長いもを美味しく調理するコツ
焼き長いもは、カリッとした外側の食感と内側のホクホクとした食感と甘みが際立つ、人気の調理法です。
新鮮な長いもであれば、皮ごと焼くと風味もよく美味しい焼き長いもになります。
長いもは皮にも栄養が豊富に含まれていますので、よく洗って皮ごと焼けば、皮の栄養も丸ごと摂れます。
長いもの味を楽しむなら、塩や醤油のようなシンプルな味付けがよいでしょう。
バターやオリーブオイルなどで焼くのもおすすめです。
人気の長いも焼きレシピ
長いもステーキ
- 長いもは皮ごとよく洗い、1cm厚さの輪切りにする。
- フライパンに油を熱し、長いもを両面焼き色がつくまで焼く。
- 醤油、みりん、バターで味付けし、お好みでネギやかつお節を散らす。
長いもチーズ焼き
- 長いもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにする
- 油をひいたフライパンで焼く
- 焼き色がついたらめんつゆをからめる
- ピザ用チーズをのせてチーズが溶けるまで焼く
参考:デリッシュキッチン
長いもの豚肉巻き
- 長いもは拍子木切りにし豚バラ肉で巻き、片栗粉をまぶす。
- フライパンに油を熱し巻き終わりを下にして焼き色がつくまで焼く。
- 醤油、みりん、砂糖で甘辛く味付けし、ネギや七味唐辛子を散らす。
まとめ
長いもは、むくみの解消や生活習慣病予防などの効果が期待できる食材です。
しかし、保存方法を間違えると傷みが早くなり味も落ちてしまうので注意が必要です。
適切な保存をして、長いもを美味しく味わいましょう。