はじめに
ヨーグルトの注目されている成分は乳酸菌です。
乳酸菌は腸内環境を良くし、免疫力を高めてくれます。
その効果をもっと高めることができる方法があったら、知りたいと思いませんか！
実は、食べるタイミングや食べ合わせによってそれは可能になります。
この記事では、ヨーグルトの効果的な食べ方や食べるタイミングについてご紹介していきます。
基本的な特徴と健康効果
1、腸内環境をよくする
乳酸菌やビフィズス菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラ（腸内細菌のバランス）を改善します。
2、免疫力の向上
腸は免疫細胞の約７割が集まる場所であり、口から入ってきた病原体を退治しています。
そのため、腸内環境が良好だと免疫力も高まると言われています。
3、消化吸収を助ける
ヨーグルトの原料である牛乳は、乳酸発酵によって分解され吸収しやすくなっています。
そのため、牛乳でお腹を下してしまう人でも、ヨーグルトは食べられる人がいるのです。
4、美肌効果
ヨーグルトに含まれるビタミン類が新陳代謝やターンオーバーを促進し、豊富なタンパク質が肌の再生に役立ちます。
5、ダイエットのサポート
タンパク質が豊富で腹持ちが良く、食欲をコントロールしやすくなります。
ヨーグルトを食べる最適な時間帯とは？
朝食時
朝は胃酸の分泌が少なく、乳酸菌が生きたまま腸に届きやすいです。
ヨーグルトが腸を活発にしてくれるので排便の効果もあります。
食物繊維やビタミンが豊富な食材と一緒に食べるのがおすすめです。
食後
食後のヨーグルトも胃酸の影響をあまり受けません。
特に夕食後は睡眠中の消化を助け腸内環境も整う事から、より効果的と言えるでしょう。
夜寝る前
ヨーグルトを温めて食べるのがおすすめです。
腸内が温まり、善玉菌の働きが活発になります。
それによって朝の快便にもつながります。
ヨーグルトの効果を最大限に引き出す食べ方のコツ
1、オリゴ糖やはちみつを加える
乳酸菌のエサとなるオリゴ糖やはちみつを加えることで、腸内の善玉菌を増やしやすい環境にします。
2、フルーツやナッツと一緒に食べる
フルーツと組み合わせれば、ビタミンや食物繊維を一緒に摂取でき、腸内環境にも良いです。
3、温めて食べる
寒い時期や夜に食べる場合は、電子レンジで軽く温めた「ホットヨーグルト」にすると、体に優しく消化もスムーズになります。
4、継続して食べる
ヨーグルトの健康効果を実感するには、毎日継続して食べることが大切です。（1日100g〜200g）
5、低脂肪・無糖のものを選ぶ
ダイエット中や血糖値が気になる人は、無糖ヨーグルトを選び、甘みを加える場合はフルーツやオリゴ糖を使うと良いでしょう。
まとめ
ヨーグルトを効果的に食べるタイミングが分かっていただけたでしょうか。
果物やナッツ類を一緒に摂ればビタミンや食物繊維が補え、腹持ちも良くなります。
甘味を足したい場合はオリゴ糖やはちみつを使うと善玉菌が喜び、ヨーグルトを温めれば消化吸収が良くなりますので、あなたの取り入れやすい方法から是非、試してみて下さい。
