はじめに
年を重ねることで減少してしまうコラーゲン。意識して摂取すれば、肌のハリや健康な関節を保つことが出来ます。
この記事ではコラーゲンを豊富に含む食材や効果的な摂取方法や量をご紹介していきます。
コラーゲンが不足するとどうなる?見逃せないサイン
コラーゲン不足によって現れる、体のサインは以下が代表的です
- 肌のハリ・弾力がなくなる
- シワやたるみが目立つようになる
- 関節の痛みや違和感
- 髪にツヤがなくなる
- 爪が割れやすくなる
コラーゲンを多く含む食材一覧
コラーゲンを多く含む食材を一覧にしてみました。
日常的にも取り入れやすいものを取り上げていますのでご参考になさってください。
食材名 |
特徴・コラーゲンの含有部 |
鶏の手羽先 |
皮と骨まわりにコラーゲンが豊富 |
鶏皮 |
加熱するとゼラチン質として摂取が可能 |
豚足 |
コラーゲン含有量が非常に高い |
牛すじ |
長時間煮込むとプルプルのゼラチン質に変化する |
フカヒレ |
高級食材、コラーゲンが凝縮されている |
エイヒレ |
安価で手に入る乾物、コラーゲンを多く含む |
なまこ |
海産物の中でもコラーゲン含有量が高い |
スッポン |
美容食材として古くから親しまれている |
魚の皮(鮭など) |
皮にコラーゲンが多い |
ゼラチン |
コラーゲンを粉末化したもの、ゼリーなどに使われる |
※ 加熱調理によりゼラチンとして摂取しやすくなるものが多いです。
効果的な1日の摂取量
コラーゲンの一般的な摂取量は、1日に約5,000mgとされていますが、年齢や生活習慣などによって摂取量は変わります。
以下に年齢別の表を用意しました。
性別 \ 年齢 |
40代 |
50代 |
60代 |
男性 |
4,000〜7,000mg |
5,000〜8,000mg |
6,000〜10,000mg |
女性 |
5,000〜10,000mg |
6,000〜10,000mg |
6,000〜12,000mg |
毎日どれくらい摂ればいい?1日のコラーゲン摂取量の目安
以下に、コラーゲンを多く含む食材一覧から摂取できるコラーゲン量の目安を紹介します。
(注意:数字は調理方法や食材の状態によって変動します)
食材名 |
推奨摂取量(目安) |
含まれるコラーゲン量(目安) |
鶏の手羽先 |
約2本(100g) |
約4,000〜5,000mg |
鶏皮 |
約50g |
約2,000〜3,000mg |
豚足 |
約1本(100g) |
約6,000〜8,000mg |
牛すじ |
約100g |
約3,000〜4,000mg |
フカヒレ |
約10g |
約2,000〜3,000mg(高濃度) |
エイヒレ |
約30g(乾物) |
約2,000mg |
なまこ |
約100g |
約3,000mg |
スッポン |
約100g(鍋1人前) |
約8,000mg以上 |
魚の皮(鮭など) |
約30g |
約2,000mg |
ゼラチン |
大さじ1(5g) |
約5,000mg |
まとめ
コラーゲンを食材から摂る場合は、吸収されやすい形である事が大切で、加熱調理してゼラチン化されたものや、サプリメント(コラーゲンペプチド)は吸収率が高いと言われています。
また、煮込まれて溶け出したゼラチン質は、野菜と一緒にスープにして食べると、ビタミンCの作用によってコラーゲンの生成を助けてくれます。
貴方も今日からコラーゲンを意識して取り入れてみませんか?