はじめに
年を重ねるごとに、膝の痛みや関節のこわばりが気になりませんか?
そんな時におすすめなのが、機能性アミノ酸の一種「グルコサミン」です。
この記事では健康な体を維持するために必要なグルコサミンの効果と効能についてご紹介していきます。
グルコサミンとは?まず知っておきたい基礎知識
グルコサミンはアミノ糖の一種で、関節を守る働きがあります。
アミノ糖とは、糖の構造の一部がアミノ基というものに置き換わった化合物です。
グルコサミンはその代表で、糖なのにタンパク質のような働きも持った「機能性成分」として知られています。
サプリメントは、甲殻類の殻に含まれているキチンから抽出されることが多いです。
個人差はありますが、継続的に摂取することで、軟骨の修復・保護・関節液の生成が助けられ、関節の痛みが緩和されたり、動かしやすくなると言われています。
グルコサミンの主な効果・効能|関節や軟骨への働きに注目
グルコサミンには、以下のような効果が期待されています。
効果・効能 |
内容 |
軟骨の再生をサポート |
関節のクッションである軟骨の構成成分として、修復や再生を助けると考えられています |
関節液の分泌を助ける |
関節の滑らかな動きに必要な潤滑液(滑液)の生成を促す効果も期待されています。 |
軟骨の再生と関節液の分泌がグルコサミンの効果によってサポートされると、炎症や摩耗が軽減され、痛みは軽減。
関節の動きもスムーズになり、可動域が広がります。
グルコサミンの摂取方法と注意点|サプリ・食事からの取り方とは?
手軽で確実な摂取方法はサプリメント
サプリメントの場合:一般的には、1日に1,000~1,500mgとされています。
市販のグルコサミンサプリは、MSM(メチルスルフォニルメタン)やコンドロイチンと一緒に配合されているものが多く、相乗効果が期待できます。
食品から摂取する場合
牛や豚の軟骨やフカヒレ、殻ごと食べれるエビ・蟹などの甲殻類になりますが、十分な量を摂取するのは難しいです。
摂取時の注意点
- アレルギーに注意:甲殻類アレルギーのある方は、サプリ選びに注意が必要です。
- 過剰摂取に注意:1日2,000mg以上の過剰摂取は、胃腸の不調を引き起こすことがある。
- 継続がカギ:短期間での効果は期待できません、3か月程度は継続してみましょう。
参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「グルコサミン」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-002.html
まとめ
関節に不調を感じたら、サプリメントでグルコサミンを取り入れてみませんか。
アレルギーと過剰摂取には注意が必要ですが、継続して摂取すれば関節に良い変化が現れるかもしれません。
心配な方は医師に相談して、検討してみるのもいいと思います。