簡単なのに本格派!おでん出汁の作り方とコツとは

目次

はじめに

寒い季節になると、ふと思い出すのがおでんの優しい味わい。

具材ももちろん大事ですが、その美味しさを決めるのはなんといっても「出汁」です。

でも、「出汁をとるのって難しそう…」と思っていませんか?

今回は、だれでも簡単にできるのに、ちゃんと本格的な味に仕上がるおでん出汁の作り方をご紹介いたします。

簡単だけど本格派!必要な材料リスト

おでん出汁を簡単に、しかも本格的に仕上げるためには、以下の材料を揃えましょう。

  • 水|1,000ml(約5カップ)
  • 昆布|10g
  • かつお節|20g
  • 薄口醤油|大さじ3
  • みりん|大さじ2
  • 酒|大さじ2
  • 塩|小さじ1

お好みで、白だしや顆粒だしを少量加えてもOKです。

これが黄金比!おでん出汁の基本の作り方

簡単なステップで美味しい出汁が完成します。

昆布を水に浸す

昆布は水に30分以上つけておき、旨味をじっくり引き出します。

火にかけて加熱

中火でゆっくり温め、沸騰直前で昆布を取り出します。

(沸騰させると昆布のえぐみが出るため)

かつお節を加える

昆布を取り出したら、かつお節を加え、1分ほど煮出します。

こす

かつお節が沈んだら、キッチンペーパーや細かいザルでこします。

調味料を加える

出汁に薄口醤油、みりん、酒、塩を加えて味を整えます。

 味が決まる!おでん出汁を美味しくするコツ

昆布は水からゆっくり時間をかけて

昆布は水に30分以上浸してから弱火で加熱し、沸騰直前で取り出すことで、えぐみやぬめりを防ぎ、上品な出汁になります。

塩や醤油が控えめに

練り物や揚げ物など、おでんの具材自体からも出汁が出るため、調味料は控えめにして具材の旨味を引き立てましょう。

塩だけでも十分に美味しい出汁が作れる場合もあります。

大根は下茹でしてから

大根は米のとぎ汁や水で下茹ですることで、苦みやえぐみが取れ、出汁が染み込みやすくなります。

こんにゃくは塩もみ&下茹で

こんにゃくは塩もみしてから下茹ですると臭みが抜け、味が染みやすくなります。

卵や練り物も下処理

卵は固ゆでに、練り物は熱湯をかけて油抜きすると、出汁が濁らずさっぱり仕上がります。

「冷ます」工程を大切に

おでんの具材に出汁が一番染み込むのは、煮てから冷ましていく過程です。

火を止めて常温までじっくり冷ますことで、具材の内部までしっかり味が入ります。

まとめ

おでんの美味しさを支えるのは、やっぱり丁寧にとった出汁。

身近な材料とシンプルな手順でも、ひと工夫でグッと深みのある味に仕上がります。

ぜひご家庭で、手軽に本格派のおでん出汁を味わってみてください。

家族や友人と囲むおでん鍋が、きっと特別なひとときになりますよ。

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