はじめに
甘くて濃厚な味わいの「コンデンスミルク」は、イチゴが出回る季節になると購入する方が多いのではないでしょうか。
しかし、その季節が終わると冷蔵庫の片隅で忘れ去られてしまいませんか?
この記事では、コンデンスミルクの活用法や甘さの秘密などについて、ご紹介していきます。
甘さの秘密に迫る!コンデンスミルクの成分
コンデンスミルクの濃厚な味わいと甘さはどうやって作られているかご存じですか?
コンデンスミルクは、牛乳から水分を蒸発させ、濃縮したところに砂糖を加えて作られた練乳なんです。
コンデンスミルクの成分
・乳成分(たんぱく質・脂質・カルシウムなど)
・糖分(主にショ糖)
コンデンスミルクの甘さは糖分です。
100gあたり約55g前後の糖質が含まれています。
これは非常に高い数字で、コンデンスミルク独特の甘味の正体になります。
また、牛乳を煮詰めて作っているので、牛乳の栄養が凝縮されています。
特にカルシウムやたんぱく質などは、成長期の子どもに嬉しい栄養素と言えるでしょう。
他のミルク製品とどう違う?
コンデンスミルクの特徴は加糖されている点です。
他のミルク製品と比較してみましょう。
製品 |
特徴 |
牛乳 |
水分が多く、味はさっぱり |
無糖練乳(エバミルク) |
甘くない濃縮ミルク。料理にも使える |
生クリーム |
脂肪分が多く、コクが強い |
コンデンスミルク |
甘く濃厚。そのまま使えるのが魅力 |
コンデンスミルクは糖分が多いため、使い過ぎには注意が必要です。
まずはこれ!定番人気の活用レシピ
それでは、コンデンスミルクを活用したレシピを3品ご紹介します。
どれも手軽で、子どもと一緒に楽しめます。
ふかしたさつま芋×コンデンスミルク
材料
- ふかしたさつま芋:1本(200g程度)
- コンデンスミルク:大さじ2〜3
- バター(お好み):少量
作り方
- ふかしたさつま芋の皮をむき、フォークでつぶす。
- コンデンスミルクを加えて混ぜ、なめらかにする。
- お好みでバターを少し加えるとコクがアップ。
- 器に盛ってそのまま、または冷やしてスイートポテト風に!
コンデンスミルクプリン
材料
- 卵:2個
- 牛乳:300ml
- コンデンスミルク:大さじ3
作り方
- ボウルに卵を溶き、牛乳とコンデンスミルクを加えて混ぜる。
- ザルでこして滑らかにし、耐熱容器に注ぐ。
- 蒸し器または湯せんで15〜20分加熱し、冷やして完成。
- 卵とミルクの風味が活きた、優しい味のプリンです。
練乳トースト
材料
- 食パン:1枚
- バター:適量
- コンデンスミルク:大さじ1〜2
作り方
- 食パンにバターを塗って焼く。
- 焼きあがったら、コンデンスミルクをたっぷりかけるだけ。
まとめ
コンデンスミルクは砂糖の甘味と牛乳の栄養が詰まっているので、砂糖の代わりに使えば美味しくて栄養のあるスイーツを作ることが出来ます。
甘いものが恋しくなった時やお子様とお菓子作りをする時などに、ぜひ試してみて下さい。
この記事の参考サイト
https://www.meg-snow.com/recipe/