タラの芽とは?仲間の種類や洗い方、トゲ処理のポイント

タラの芽
目次

はじめに

春の訪れを感じさせてくれるタラの芽ですが、種類があるのをご存知でしたか?

今回は、タラの芽の種類や、調理の際の洗い方トゲ処理のポイントについて紹介していきます。

 

タラの芽の特徴とその魅力を紹介

タラの芽とはタラノキの枝先に出る若芽で、旬は4〜5月の春の時期です。

独特のほろ苦さと香りが魅力的な食材で、春の山菜特有の風味を楽しむことができる食材です。

ビタミンCやカリウム、食物繊維などが多く含まれており、天ぷらやおひたし、和物など様々な料理として楽しむことができます。

 

タラの芽の種類と他の似た野菜との違い

タラの芽には「オダラ」と「メダラ」の2種類があります。

自生しているタラの芽のほとんどは「オダラ」と呼ばれる雄株でトゲトゲしく、苦味や香りが強いのが特徴で、通の方に好まれる味わいです。

「メダラ」と呼ばれる雌株は栽培されているものが多く、味は苦味やクセが少なくトゲも少ない見た目になっています。

また、タラの芽には似たような植物がいくつもあり、ウドやハリギリ、ヤマウルシやヤマボウシといった植物は、見た目がとても似ています。

毒性のある植物もあるため、食べる際には注意が必要です。

 

タラの芽の洗い方とトゲ処理のポイント

タラの芽

タラの芽を調理する際の洗い方やトゲ処理のポイントについてまとめていきます。

 

タラの芽の洗い方

ボウルやザルを用意し、タラの芽を流水でやさしく洗います。
(土やホコリが付着していることが多いので、茎や葉の付け根を丁寧にこすりながら洗いましょう。)

汚れが強い場合や鮮度が落ちている場合は、水に10〜15分ほど浸けます

最後に、また流水ですすぎ表面に残った汚れを取り除きます。

 

トゲ処理のポイント

【トゲが柔らかい場合】

新鮮なタラの芽のトゲは柔らかく、そのまま調理しても問題ありません。

【トゲが硬い場合】

包丁やピーラーを使用し、茎の部分を軽くこすってトゲを削ぎ落とすか、布巾やキッチンペーパーで茎を包み、軽くこすってトゲを取ります

熱湯で1〜2分ほど茹で、冷水に浸けてアク抜きをします。
(湯通しすることでトゲが柔らかくなり、取り除かなくても食べやすくなります。)

 

まとめ

タラの芽はオダラとメダラの2種類があり、トゲの多さや苦味の味などを楽しむことができます。

トゲもありますが、調理する際に正しい下処理をすることで、美味しく食べることができます。

家でも簡単に下処理ができるため、ぜひ試してみてください。

タラの芽

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