はじめに
サバ缶と白菜は手軽においしく食べられる食材です。
それだけではなく、サバ缶や白菜にはそれぞれ健康維持に効果が期待できる栄養素が豊富に含まれています。
サバ缶は、生のサバとは違いアニサキス症のリスクが少ない食材ですが、注意するポイントがあります。
そこで今回は、この2つの食材を組み合わせることで得られる相乗効果とアニサキスを避けるポイントについて解説していきます。
サバ缶と白菜の栄養価とは?
サバ缶は、タンパク質、脂質、ビタミン、鉄分、カルシウムが豊富に含まれる食材です。
なかでも、血液サラサラ効果や脳の活性化する効果が期待できるEPA、DHAが多く含まれています。
一方、白菜はビタミンC、カリウム、食物繊維などを含み、抗酸化作用や免疫力向上などの効果が期待できます。
サバ缶と白菜を組み合わせれば、次のような効果が期待できます。
- サバ缶のEPA・DHAと、白菜のカリウム、食物繊維の相乗効果による、生活習慣病予防
- サバ缶のビタミンDとカルシウム、白菜のビタミンK(微量に含まれる)の相乗効果による、骨の健康維持
- サバ缶のビタミンD、白菜のビタミンCの相乗効果による、免疫力向上
サバ缶の栄養とアニサキスのリスク:知っておくべき注意点
サバ缶とアニサキスのリスクについて知っておくべき注意点は以下のとおりです。
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生のサバにはアニサキスが潜んでいることがあり、激しい腹痛を伴うアニサキス症の発症リスクがあります。
しかし、サバ缶は加熱処理される過程でアニサキスが死滅するため、アニサキス症のリスクは、まずないと言っていいでしょう。
ただし、一度アニサキス症にかかったことのある人のなかに、アニサキスのアレルギーを持ってしまう方がいます。
サバ缶のアニサキスが死滅していてもアレルギー症状を起こす場合があるので、心配な方は、医師に相談してみましょう。
またサバ缶の缶の状態や賞味期限などをチェックして、安全なものを選ぶことも重要です。
サバ缶と白菜を使った簡単レシピ
それでは、サバ缶と白菜を使った簡単なレシピを紹介します。
サバ缶と白菜の煮もの
材料
- 白菜 400g
- サバ水煮缶 1缶
- ショウガ 1片
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 白菜は幅3cmほどの大きさに切る
- ショウガは千切りにする
- 鍋に白菜、ショウガを入れ、サバ缶を缶汁ごと入れる
- 酒、みりん、しょうゆを入れて弱火にかける
- やわらかくなるまでコトコト煮る
サバ缶と白菜を煮て、ポン酢醤油などをかけるだけでも十分美味しい料理になります。
忙しいときでも手軽にできるので、挑戦してみてくださいね。
まとめ
サバ缶と白菜を同時に摂れる料理は、様々な栄養素をバランス良く摂取できます。
調理も簡単でおいしい料理になりますので、忙しい方にもおすすめです。
サバ缶と白菜を日々の食生活に積極的に取り入れて、健康維持を目指しましょう。