はじめに
からし菜はアブラナ科の仲間で、原産国は地中海沿岸、日本にやってきたのは平安時代ころと言われています。
からし菜は辛味や苦味が特徴で、野沢菜や高菜と同様、漬物に使われることで有名です。
そして、野沢菜や高菜もアブラナ科の仲間になります。
この記事では、からし菜の栄養成分、効果、美味しい食べ方についてご紹介していきます。
からし菜の栄養成分|健康に役立つ豊富な栄養素
からし菜に含まれる健康に良いとされる栄養素をご紹介していきます。
主な栄養成分
- ビタミン類・β-カロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸
- ミネラル類・カルシウム、カリウム、鉄
- その他・・・食物繊維、シニグリン
これらの栄養素にどんな効果が期待できるのか見ていきましょう。
からし菜の美容・健康効果とは?嬉しいメリット
からし菜に含まれる豊富な栄養素は、以下のような美容・健康効果をもたらしてくれます。
1. 美肌効果
からし菜に豊富に含まれるビタミンCとβ-カロテンは、肌の老化を防ぎ、ハリやツヤを保つのに役立ちます。
特に、抗酸化作用の高いビタミンCは紫外線ダメージから肌を守り、シミやくすみの予防にもなります。
2. 免疫力アップ
ビタミンCや鉄分が豊富なため、免疫機能を高める効果が期待できます。
風邪やインフルエンザの予防にもつながるため、寒い季節にも積極的に摂りたい食材です。
3. 貧血予防
鉄分は血液の生成に欠かせない栄養素であり、貧血予防に効果的です。
特に女性は鉄分不足になりやすいため、からし菜を日常的に食べることで健康維持に役立ちます。
4. 腸内環境の改善
食物繊維が豊富に含まれており、腸内の善玉菌を増やして便秘解消に貢献します。
腸内環境が整うことで、肌荒れの改善やダイエット効果も期待できます。
5. 骨の健康維持
カルシウムが含まれているため、骨の健康を保ち、骨粗しょう症の予防に役立ちます。
特に成長期の子どもや高齢者にとって、カルシウムは欠かせない栄養素です。
からし菜の美味しい食べ方
からし菜は、炒め物、煮物、漬物、和え物など、様々な料理に使えます。
また、熱を加えることで辛味を抑える事ができます。
炒め物
油で炒めると、辛味が和らぎ、食べやすくなります。
豚肉やベーコンと一緒に中華風に炒める。
この時、からし菜は最後にサッと炒める程度が良いです。
煮物
油揚げや鶏肉と相性が良いです。
一緒に煮ると、味が染み込み、美味しくいただけます。
漬物
一般的なのは塩漬けや浅漬けです。
からし菜の風味が楽しめます。
和え物
茹でてから、醤油やマヨネーズなどで和えると、手軽に一品作れます。
サラダ
食べやすい大きさに切って、他の野菜と盛り合わせる。
生で食べることでからし菜の風味が一番楽しめます。
まとめ
からし菜は、ビタミンCやβ-カロテン、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれており、美容や健康に多くのメリットがあります。
特に、美肌効果や免疫力向上、貧血予防などに役立つ効果が満載です。
また、漬物や炒め物、味噌汁、サラダなどの料理に活用でき、食事に取り入れやすいのも魅力です。