2020年ころから、ヘルシー志向や乳製品にアレルギーのある人から注目を集めているオーツミルク。
カフェやレストランでも牛乳ではなくオーツミルクを使ったドリンクやスイーツが増えてきています。
ですが、オーツミルクがどんなものなのか、いまいち分からないという方も多いですよね。
今回はオーツミルクとは?と、オーツミルクの味・栄養・健康効果についてご紹介します。
はじめに
欧米では牛乳、豆乳に続く第3のミルクが近年、好まれています。
それが「アーモンドミルク」「ライスミルク」「オーツミルク」の3つです。
オーツ麦は、ロシアやアメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国などで栽培されている穀物で、主に動物の飼料に利用されていました。
食用として広がり始めたのは19世紀になってからですが、近年は食用としての消費が広がってきています。
オーツミルクも比較的、新しいものですが、飲みやすさと栄養価の高さが受け入れられて、急速に消費は拡大しています。
オーツミルクとは?どんな味?
オーツミルクとはオーツ麦を原料として作られる植物性ミルクのことです。
オーツ麦の加工品としてオートミールがありますが、こちらはクッキーやグラノーラなどで食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
オーツ麦は低カロリー、低脂質でありながら、栄養価が高い食品です。
栄養分を活かしたまま、液状にしたオーツミルクは料理に利用しやすく、使い勝手がいいのも特徴です。
オーツミルクはクセが少なく、ほんのりした自然の甘みで飲みやすい味です。
そのまま飲むのはもちろん、コーヒーや紅茶にもよく合い、ホワイトソースやポタージュなどに加えることもできます。
オーツミルクの栄養価:健康に嬉しい成分
オーツミルクは食物繊維やカルシウムが豊富です。
カルシウムと言えば牛乳のイメージが強いですが、オーツミルクには牛乳と同程度のカルシウムが含まれています。
カルシウムは骨密度を高めて骨を強くします。
吸収率が低く不足しやすい栄養素の1つなので、オーツミルクを取り入れると、上手にカルシウムを補えます。
食物繊維には善玉菌のエサとなって腸内環境を整える効果もあります。
オーツミルクを飲んで腸内の善玉菌が増えると便通がスムーズになるため、便秘気味の方にもおすすめです。
また腸内環境がよくなることにより、免疫力が高まったり肌トラブルが改善したりとさまざまな効果が期待できます。
またオーツミルクに含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンには、血糖値やコレステロール値を下げる効果があります。
朝に飲むことで、昼以降の血糖値の上昇が緩やかになる「セカンドミール効果」が期待できます。
オーツミルクの健康効果:ダイエットや美容に嬉しい影響
オーツミルクは牛乳に比べて低カロリー・低脂質です。
つまり牛乳をオーツミルクに置き換えるだけで、カロリーを抑えられダイエットにつながります。
また食物繊維がゆっくり吸収されるため、満腹感が持続しやすいので、食べ過ぎを防ぐこともできます。
まとめ
最近、ミルクの種類も増えてきていますよね。
味の好みや欲しい効果でミルクを選べるのは嬉しいです。
オーツミルクはやさしい味で、さまざまな料理に使うことができます。
牛乳や豆乳を使うレシピをオーツミルクに置き換えるだけなので、生活にも取り入れやすいです。
オーツミルク、ぜひ、試してみてください!