さわやかな飲み心地で、口をさっぱりしたいときや、暑い時期に飲みたくなるレモン水。
健康にもいいと言われていますが、実は飲み方を間違えると思わぬトラブルになることもあります。
レモン水を正しく飲んで健康を守る方法をご紹介します。
はじめに
レモン水は水にレモン果汁をしぼったものです。
スタンダードな比率は水1ℓに対し、レモン果汁1個分ですが、厳密な分量にこだわる必要はありません。
コップ1杯の水にレモンをさっと絞っても大丈夫。
生活の中に気軽に取り入れられるのも便利です。
美味しいレモン水、どうせ飲むなら健康になることができると嬉しいですよね。
レモン水のメリット、デメリットをリサーチしました。
レモン水のメリットとは?美容・健康に嬉しいポイント
レモン水にはクエン酸やビタミンCなどの栄養素が多く含まれています。
ビタミンCには免疫を維持する働きがあるほか、体内に侵入した風邪のウイルスを撃退する力もあります。
風邪をひきやすい時期はレモン水を積極的に飲むといいでしょう。
ビタミンCには、メラニンの生成を抑える効果、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。
美白や肌にハリを与えられるのでアンチエイジングされ、美しい肌に近づけることもできます。
またビタミンCは新陳代謝を促す機能により脂肪の吸収を抑えることが期待でき、ダイエットにも効果的です。
食事前にレモン水を飲むことで空腹感を緩和し、食事量を抑えることもできます。
クエン酸は、疲労回復に役立つ成分です。
体内のエネルギー代謝を助ける役割を果たし、疲労物質である乳酸の蓄積を防ぎます。
さらにクエン酸は、肝臓の働きを活性化し体内の有害な物質や老廃物の排出を促進する働きがあるのでデトックス効果も期待できます。
レモン水には危険も?知らないと怖いデメリット
風邪予防や美肌効果などが見込めるレモン水ですが、飲み過ぎると悪影響を及ぼすこともあります。
レモン水に含まれるビタミンCは多く摂りすぎると胃腸を刺激し、下痢や吐き気、胃けいれんなどを引き起こすおそれがあります。
またレモンに含まれる強い酸性のクエン酸は、歯のエナメル質を傷つける可能性もありますので、注意しましょう。
レモン水を安全に楽しむための正しい飲み方
レモン水は1日1〜2杯、空腹時を避けて食後に飲むようにすると安全に健康効果を発揮できます。
歯のエナメルを守るために、レモン水を飲んだ直後の歯磨きは避け、30分ほど時間を置いてください。
さらに柑橘類には紫外線の吸収を高める働きがあるので、レモン水を飲んだあとは日焼け対策をしっかり行うことが大切です。
レモン水を水分補給のメインとして飲むのではなく、補助的な水分として摂取するようにしましょう。
まとめ
レモン水のさわやかな香りやすっきりした味は、健康や美容効果だけでなく、いい気分にもさせてくれますよね。
ビタミンCが豊富で、風邪予防や美肌やアンチエイジングなど、嬉しい効果がたくさんあります。
でも、飲みすぎると体調に悪影響を与える危険性があることも、しっかり頭にいれておかなくてはいけません。
健康で美しい毎日の助けになるレモン水。
安全で正しいレモン水の飲み方を知って、その効果をしっかり体に取り込みましょう。