目次
はじめに
たけのこは、4~5月に旬をむかえる食材です。
生のたけのこは、水煮になっているたけのことは違い、香りも味も格別です。
一方であく抜きの方法や料理方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、旬のたけのこを美味しく味わうための選び方やあく抜き方法、簡単なレシピを紹介します。
この記事を参考に、旬を迎えたたけのこの味と香りを味わってみてはいかがでしょうか。
たけのこの選び方|新鮮なたけのこの見分け方
たけのこは収穫後、時間が経つにつれてアクが強くなっていくため、新鮮なものを選びましょう。
見分け方のポイント
1.外観:薄茶色でツヤがあり皮がしっとりとしている 2.切り口:白くて乾燥していない 3.形:太くて短いもの・重みがある 4.香り:たけのこの香りが感じられる 5.穂先:芽が淡い黄色か茶色で開いていないもの |
新鮮なたけのこが手に入ったら、すぐにあく抜きまで済ませましょう。
たけのこのあく抜き方法|美味しく食べるための準備
それでは、たけのこのあく抜きの方法をご紹介します。
- たけのこ: 2~3本(合計1kg前後)
- 米ぬか: 約1カップ
- 唐辛子: 1本
手順
- たけのこの固い外皮を数枚剥き、穂先を斜めに切り落とし、縦に浅い切れ目を入れる
- 大きな鍋にたけのこを入れ、たっぷりの水を注ぎ、米ぬか、唐辛子を入れる
- 中火で沸騰させた後、落し蓋をし弱火で1〜2時間茹でる
- たけのこの中心を竹串で刺してみて、スッと通ればOK
- 茹で上がったらそのまま鍋のなかで冷めるのを半日待つ
- 完全に冷めたら皮を剥いて、ぬかを洗い流す
※米のとぎ汁を使って同様にあく抜きが可能です。
ゆであがってから半日はそのまま冷ましましょう。
この過程を省略するとあくが残ります。
たけのこの簡単レシピ
たけのこを使った簡単なレシピを紹介しましょう。
たけのこの含め煮
- たけのこの穂先は縦に、根本は半月切りやいちょう切りにする
- たけのこの鍋に、だし汁400cc、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ2を入れて30分煮る
- 薄口醤油 大さじ1、塩小さじ1/2を加え、落し蓋をして20分煮る
- 器にもって木の芽をかざる
参考:クックパッド
たけのこのホイル焼き
- 穂先は1cm幅に切り、下の部分は1.5cmの輪切りもしくは半月切り
- エリンギは半分の長さに切って縦に2~4等分にする
- アルミホイルにたけのこ、エリンギをのせ、塩コショウ、醤油をまわしかけ、バターをちらす
- ホイルで包んでトースターで10分ほど加熱
- 仕上げに細ネギをちらす
参考:デリッシュキッチン
まとめ
4~5月にかけて旬を迎えるたけのこの香りや味わいは格別です。
ただし、古いたけのこは、えぐみや硬さが強くなっていくため、どっしりとしたツヤのある新鮮なものを選びましょう。
時間が経つにつれてあくも強く硬くなってしまうので、その日のうちにあく抜きをするのがおすすめです。
旬のたけのこが手に入ったら、ぜひ、あく抜きに挑戦して旬のたけのこを味わってみてくださいね。