はじめに
らっきょうはニンニクやねぎの仲間で、その栄養は体を元気にしてくれます。
しかし、辛味が強く、風味も独特なので、活用法や適量が分からないと、使いづらいですよね。
この記事ではそんな悩みを解決するため、らっきょうを使ったレシピと適量・注意点をご紹介していきます。
らっきょうを使ったレシピ
甘酢漬けのアレンジ方法
定番の甘酢漬けは、そのまま食べるだけでなく、アレンジ次第で料理のアクセントにもなります。
自家製タルタルソース
刻んだ甘酢らっきょうをマヨネーズ、ゆで卵、パセリと混ぜれば、いつもと違った風味のタルタルソースになります。
和風ドレッシング(玉ねぎドレッシング風)
細かく刻んで酢・醤油・ごま油を加えれば、爽やかな和風ドレッシングが完成。
サラダや冷奴におすすめです。
生らっきょうのおかずレシピ
加熱せずに楽しむ「生らっきょう」は、季節限定の楽しみ。
辛味や香りが強めですが、料理にうまく活かせば絶品おかずになります。
らっきょうと豚バラの炒め物
スライスしたらっきょうを豚バラと炒め、味付けはお好みで。
ご飯のおかずになる一品です。
らっきょうの塩昆布和え
薄切りにした生らっきょうを塩昆布と和えるだけの簡単レシピ。
おつまみにおすすめ。
この他にも、薬味に活用したり、天ぷらにしても美味しく楽しめます。
保存方法と賞味期限!長く楽しむためのコツ
らっきょうは加工方法によって保存期間が変わります。
以下の表にまとめました。
加工方法 |
保存方法 |
目安 |
保存のコツ |
甘酢漬け |
冷暗所・冷蔵 |
約6ヶ月~1年 |
密閉瓶で保存。直射日光を避ける |
塩漬け |
冷蔵 |
約2〜3ヶ月 |
早めに調理用として活用を |
生らっきょう |
冷蔵 |
約1週間 |
新聞紙+ポリ袋に入れて冷蔵庫に |
市販品は開封後なるべく早く食べ切りましょう。
密閉容器に移し替えて保管すれば、風味を保つことができます。
食べ過ぎに注意!健康的に楽しむための注意点
らっきょうは身体に嬉しい食材ですが、摂りすぎると体調不良を起こします。
原因はアリシンの過剰摂取によるもの。
強い刺激が胃を弱らせ、強い抗酸化作用が善玉菌まで抑制し腸内環境を乱してしまうのです。
健康的に楽しむための条件は以下の通りです。
- 1日5粒を上限にする
- 空腹時や寝る直前は避ける
- 甘酢漬けは糖分量にも注意して
- 生らっきょうは加熱すると刺激がやわらぐ
まとめ
らっきょうは、5〜6月が旬の食材です。
適量を続けて摂ることで、体を健康へ導いてくれます。
漬物以外にも、調理方法や食材の組み合わせ、調味料と合わせることで、活用の幅を広げれば、家族みんなで楽しむことが出来ますので、ご家庭の定番メニューにらっきょうを加えてみてはいかがでしょうか。