はじめに
「カマンベールチーズ」発祥の地はフランスです。
「Penicillium camemberti(ペニシリウム・カマンベルティ)」という白カビを使って、牛乳を原料に作られた「ナチュラルチーズ」になります。
見た目は小さく、白い丸形で可愛らしいチーズですが、味に癖がなくとろりとした食感が日本でも人気になりました。
この記事ではカマンベールチーズの栄養やおすすめの食べ方など、その魅力をご紹介していこうと思います。
カマンベールチーズとは?その特徴と魅力を紹介
カマンベールチーズの表面の白色は、白カビです。
多少の苦味はありますが食べられます。
内側がとても柔らかく、熟成が進むと中央までクリーミーになって味に深みが増します。
よく似たチーズに「ブリーチーズ」がありますが、こちらはあっさりとしていてサイズは大きめです。
一方、カマンベールチーズと対照的なのが塩味が強く硬いチェダーチーズではないでしょうか。
また、カマンベールチーズは、脂質が多いです。
しかし、味は濃厚で少量でも満足感が得られます。
間食やおやつに食べると以下の表に記載した栄養も摂れますのでおすすめです。
カマンベールチーズの栄養素と健康効果
以下に、カマンベールチーズに含まれる代表的な栄養素とその健康効果をまとめました。
栄養素 |
主な働き |
タンパク質 |
筋肉や皮膚の材料となり、体の修復や成長を助ける |
カルシウム |
骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症予防に役立つ |
ビタミンB2 |
皮膚や粘膜の健康維持、代謝の促進に関係する |
脂質 |
エネルギー源になる、脂溶性ビタミンの吸収を助ける |
白カビ菌 |
腸内環境を整える |
カマンベールチーズのおすすめの食べ方
カマンベールチーズは世界中で親しまれており、食べ方も様々です。
バゲットと一緒に
薄くスライスしてフランスパンにのせて食べるのが定番。
シンプルながらチーズ本来の味を楽しめます
赤ワインとのペアリング
中程度のタンニンを含む赤ワインと合わせることで、チーズのコクが引き立ちます。
カマンベールグラタン
ゆでたじゃがいもとベーコンを耐熱皿に入れ、カマンベールをスライスしてのせ、オーブントースターで焼くだけ。
ホワイトソースを使わなくても濃厚な仕上がりになります。
カマンベールとはちみつ+ローストナッツ
カマンベールをカットまたは丸ごと軽く温め、上からはちみつをたっぷりとかけ、くるみ・アーモンドなどをトッピング。
濃厚なチーズの塩味と、はちみつの甘さが絶妙。
まとめ
日本で一般的に売られているプロセスチーズは加熱加工しているため賞味期限が長めですが、カマンベールチーズは「ナチュラルチーズ」です。
乳酸菌が生きているので発酵が続いています。
よって賞味期限は短め!
購入したら賞味期限と保存方法を守りましょう。
また、カマンベールチーズは癖が少ないので日本食との組み合わせも楽しめます。
醤油や味噌を使った料理に添えてみると、新しい味を楽しめるでしょう。
あなた好みの組み合わせを探してみて下さい。