話題のフィッシュオイル!おススメ3品、10の効能、摂取量は?
先日アメリカの友人と人気のオメガ系サプリの話をしていたら、フィッシュオイルの名前がよく出てきました。
日本に比べて魚を食べる機会が少ないアメリカ人にとっては、フィッシュオイルっていう名前が分かりやすいとも言っていました。
確かに、「フィッシュオイル」って聞くと、それだけで魚を食べなくても魚の栄養がすっかりとれる印象もありますね。
良いネーミングです^^
今回はアメリカで話題のフィッシュオイルについて、人気の商品、そのサプリメントの効能10選、選び方、副作用などについて、ご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
フィッシュオイルが話題に
“フィッシュオイル”、日本ではあまり聞かなった名前ですが、アメリカではマルチビタミン剤と同じくらい人気のサプリメント商品です。
日本でも世界大手のネイチャーメイドブランドの製品を大塚製薬が輸入販売していて、その製品の“フィッシュオイル”“スーパーフィッシュオイル”が日本でも多く売られはじめ、この「フィッシュオイル」の名前がよく目に着くようになりました。
ブランド: ネーチャーメイド
製造元: Pharmavite LLC
【ベスト3】おすすめ人気のフィッシュオイル
日本でもiHarb/Amazon.com等のサイトで買える世界的に有名なフィッシュオイルを厳選してみました!
【1】 フィッシュオイル由来オメガ3 EPA-DHA Balance, 240 Softgels
ジャロウフォーミュラズ製のフィッシュオイルです。
高純度、高濃度の魚油由来のオメガ3脂肪酸(EPA/DHA)が含まれているのがセールスポイント。
- EPA/DHAバランスを2:1と最適効果をもたらすバランスで配合
- 原料:魚油(アンチョビとイワシ)
- 小麦、グルテン、大豆、乳製品、卵、貝類、ピーナッツ/ナッツ類はいっさい含まない
- EPAとDHAは心臓血管、脳および関節の機能をサポート。メンタルヘルスを促進する可能性もあります
- オメガ3以外のその他成分: 天然イチゴ風味のトコフェロール。ソフトジェルは、ゼラチン、グリセリンおよび精製水で作られています
(使用法、保管など)
- 光と熱を避け、子供の手の届かないところに保管してください
- 食事と一緒に1日に1〜2回、ソフトジェルを服用してください
注:妊娠中、授乳中、18歳未満、薬剤(特に抗凝固剤)を服用している、または外科手術を受けている場合は、この製品を使用する前にお医者さんに相談してください。 。
(以上、同社HPより)
【2】 ネイチャーメイド/NatureMade®Fish Oil 1200 mg
ネイチャーメイドフィッシュオイルで心臓の健康を守りましょう!ソフトジェルごとに720mgのオメガ3(うちEPA / DHA 600mg)が配合されています!
- EPAおよびDHAオメガ-3脂肪酸を摂ることで、冠動脈、心疾患系の病気リスクを低下させる可能性があることが研究により報告されています
- NatureMade®は、心臓の健康をサポートするために、1日あたり250-500mgのEPA / DHA摂取を推奨する心臓専門家をサポートしています
- 2つのソフトジェルごとに600mgのオメガ3脂肪酸EPAとDHAが摂れます
- NatureMade®Fish Oil 1200 mg Softgelは厳しい製造工程管理の元、厳選された成分から作られた高品質の製品です
- 水銀成分は浄化除去しています
- ネイチャーメイドでは、野生の海洋魚から製造し、養殖魚は使っていません
- 色素追加なし、人工的なフレーバー加工なし、防腐剤なし、酵母またはでんぷんを含まない、グルテンフリー
容量:100粒入り/ 180粒入り/ 300粒入り
(以上、同社HPより抜粋)
【3】 Now Foods ウルトラオメガ3
フィッシュオイルは、Now Foods社のウルトラオメガ3です!
- 500 EPA / 250 DHA
- 分子蒸留法で製造した腸で溶けやすいコーティングカプセルを使用
- 脳の健康をサポート
- コレステロールフリー
- 厳しい品質管理下で製造した天然由来の魚油を濃縮
- 有害な影響を及ぼすこともある汚染物質(水銀、重金属、PCB、ダイオキシン、および他の汚染物質)が含まれないことを試験している
- 他のフィッシュオイルで、吐き気や嘔吐を経験された方は、この溶けやすいソフトジェルがおススメです
※アメリカ食品医療品局(FDA)のウェブサイトから:支持されている実証研究にて、EPAおよびDHAオメガ3脂肪酸の摂取は、冠状動脈性心臓病のリスクを低下させる可能性があることが示されています。
容量:90粒入り/180粒入り
(以上、同社HPより抜粋)
Now Foods社といえば、日本でも知名度もあり、ブランドや品質を信頼して同社のサプリメントを購入しているユーザも多いですよね。
フィッシュオイルとは
フィッシュオイルというのは、Pharmavite LLC という会社がネイチャーメイドというブランドで製造している商品名として有名です。
ですが、正確には商品名ではなくて、一般の名前です。名前の通り、「魚の油」の意味になります。
フィッシュオイルの主成分は、EPA/DHA。
ですので、日本では「DHAサプリメント」の方が古くから知られているので、改めてフィッシュオイルと聞いてもピンと来ないかもわかりませんね。
つまり、世界的で人気のフィッシュオイルは、イコール日本で売られているEPA/DHAサプリメントと同じと考えて問題ないようです。
フィッシュオイルは、脂肪分の多いサケ、ニシン、サバ、イワシなどの魚からその油分を抽出して作られています。
EPA/DHAとは
EPAやDHAは、オメガ3脂肪酸に分類される脂肪酸で、不足しがちの現代人にとっては積極的に摂る必要があると言われている脂肪酸です。
オメガ3、EPA、DHAについては、健康や美容関連の雑誌などでもその効能が紹介されたりしているので、これらを主成分としたサプリメントが今たくさん売られています。
フィッシュオイルという名称でも、要はEPA.、DHAサプリメントの一つなので、商品を選んだり、比べてみたりする時には、このEPAとDHAの成分量がどれだけ含まれているか、どれだけ質が良い油分なのだろうか?が一つの判断の材料となります。
なので、「1粒でフィッシュオイル10mg」と言ったあいまいな書き方に騙されてはいけません!(笑)
フィッシュオイルの効能10選
① 脳機能
DHAやEPAは脳の機能を活性化するので、集中力、創造力、記憶力をアップさせることがよく知られています。
② 妊婦さんをサポート
そのほかにも例えば早産のリスクを軽減、胎児の発育時に起こる問題や行動障害も防ぐと言われているので妊娠している方には大きなメリットをもたらします。
③ 注意欠陥、多動性障害
オメガ3には注意欠陥、多動性障害 、統合運動障害、失読症などを治療する作用も研究されています。海外では、これらの障害を持つ子供に積極的に摂取を進められている医院もあります。その他、認知症、パーキンソン病、統合失調症など、精神的な障害にも効果が期待されています。
その他、抗炎症性のアップといった内容も、オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)の効能としていろいろ報告されているところです。
ある米国サイトから最新のフィッシュオイル効果が発表されていました。
http://www.chatelaine.com/health/wellness/the-benefits-of-fish-oil-seven-surprising-ways-it-improves-your-health/
要約すると・・
④ 変形性関節症の症状を軽減
ブリストル大学の研究によると、オメガ3フィッシュオイルは骨関節炎の兆候および症状を一定の割合で減少させる可能性があると動物実験より確認できたと報告しています。
➄ アンチエイジング(老化を遅らせる)
テロメア(染色体の末端DNA)が老化の原因になる可能性があるという証拠が報告され始めています。2010年の研究にて、血液中のフィッシュオイル濃度とテロメアとの関連性が明らかになり、オメガ3脂肪酸の有効性が示されています。
シャケのような魚を少なくとも週に2回、食事に加えることでオメガ3摂取量を増やすことができます。
⑥ ダイエット効果を強化する
南オーストラリア大学のPeter Howe氏の研究にて、週3回のオメガ3フィッシュオイルを摂ることと、適度な有酸素運動と組み合わせることで、特におなか周りの体脂肪の減少が12週間の実験で確認できました。また、それぞれ単独ではその効果が得られませんでした。
⑦ 脳パワー、記憶力の向上
フィッシュオイルサプリメントの使用者と使用していない患者間にて、記憶と思考をつかさどる大脳皮質と海馬の領域で、明確な関連性があったとある研究では報告されています。
⑧ 癌患者の痩せた筋肉を維持する
がん治療のため化学治療を受けている患者さんに対し、筋肉が落ちるのを防ぐ効果が確認されました。
フィッシュオイル(1日2,2gのEPA)を摂取した16人の患者と摂取しなかった24人に対する試験で、摂取しなかった患者の平均体重が2,3kg減だったのに対し、フィッシュオイルを摂取していた患者は体重を維持できた。さらに興味深いことに、16人のうち69%は体重が増えるという現象が見られました。
⑨ 骨の健康改善
骨密度を保つために、カルシウム、ビタミンDやマグネシウムが大切ですが、オメガ3脂肪酸DHAも、適した骨の健康に不可欠です。
研究者達は、オメガ6 とオメガ3 DHAがねずみの骨の成長に及ぼす影響を比較しました。結果として、オメガ6を与えられたねずみは、オメガ3を与えられたねずみに比べ、骨のミネラル含有量と、骨密度が最も低くなっていることが示されました。
⑩ 大気汚染から身を守る
フィッシュオイルのメリットの1つに大気汚染から心臓を保護することが新たに分かりました。2012年アメリカの調査によって、健康な中年成人の29人に3gのフィッシュオイルまたはプラセボを毎日4週間摂取させた後、2時間汚染された空気環境におかれた結果、フィッシュオイル服用者は、プラセボを服用した人に比べ、汚染に対する反応を示さなかったことがわかりました。
以上、⑥~⑩の効能は、ナタシャ・ターナー(Natasha Turner、N.D。)による投稿記事より引用。「ホルモンダイエット」等ベストセラー本の執筆、医者。
フィッシュオイルの摂取量
欧州では1日5g、アメリカでは3g、日本の厚生労働省では1日1g以上の摂取が推奨されています。ただ一日一回、一度に摂取するより食事毎などこまめに摂取することの方が良いようです。
なお、こまかい摂取量やタイミングについては、各サプリメントの注意書き、用法を守って摂るようにしてください。
フィッシュオイルの選び方
フィッシュオイルを摂る目的は何といってもそのEPA/DHA成分です。
今やたくさんのメーカーから、フィッシュオイルのサプリメントが販売されていますが、国内のDHAサプリに比べると、海外のフィッシュオイルのほうが割安のようにも感じられます。
ただ、海外のフィッシュオイルと言っても種類が豊富なので、どれを選ぶか迷ってしまうほどですが、まずはDHAとEPAの含有量とその値段のバランスはチェックするようにしましょう。
できるだけ多くのDHAとEPAが含まれていて、お値段が安いものがベストですが、いくら安価だからといっても、変な成分が混ざっていては心配です。
しっかりメーカーの評価や成分についても調べておきたいですね。
副作用はあるのでしょうか?
フィッシュオイルの副作用として、以下の可能性が指摘されています。
- 胃の不調
- 軟便
- 吐き気
その他、口の中に魚味が残る、魚臭い息、といった副作用ではありませんが、デメリットを感じる人もいるようです。
またフィッシュオイルを毎日3グラム以上摂取すると、出血の危険性が増える可能性も指摘している海外メディアもありまた。
血液の凝固剤を服用されている方、医師に掛かっている方は、フィッシュオイルサプリメントの摂取の前にお医者さんに相談してください。
また、魚介類(甲殻類を含む)に対するアレルギーをお持ちの方も、十分に摂取には気をつけるようにしてください。
フィッシュオイルまとめ
話題のフィッシュオイルについての効能や、海外で人気のサプリメントブランドをご紹介しました。
TVCM効果もあり、DHAサプリメントなども特に人気はありますが、錠剤薬みたいに、ずいぶん加工されているものも多いですよね。
やはりフィッシュオイルそのものの方が、魚の油分が直接とれるメリットも大きく、コストパフォーマンスも良い感じがしております。
ぜひ、フィッシュオイルサプリメントを選ぶ際の参考にしてください。
関連記事
▶ 亜麻仁油サプリのおすすめは?間違えない選び方のポイントとは
▶ 亜麻仁油にアトピー改善の効果がある⁉子供への使用は大丈夫?
(By ゼウス23世)