亜麻仁油ドレッシング!オメガ3たっぷりのドレッシングレシピ8選!
亜麻仁油と聞くと、単純に亜麻仁という植物から絞るオイルなのかな?と思われる方も多いかもししれませんが、正解は “亜麻の仁(種子)”から絞る油という意味で、亜麻というアマ科・アマ属の麻の植物の種子を絞って取るオイルのことです。
今話題となっているオメガ3脂肪酸、αリノレン酸がたくさん含まれる人気の健康オイルの一つですね。
今回は、
- 亜麻仁油の原料の亜麻とはどんなものか?
- 亜麻仁油を使用したドレッシングレシピ
- 亜麻仁油を単独摂取と問題点(世界的権威のある米国サイトより)
をご紹介したいと思います。
この記事の目次
亜麻とは?
亜麻の花の色は鮮やかな青色~薄紫、亜麻は寒さに強いのが特徴です。
カナダやロシア、中国北部など寒冷の地域でのみ栽培されています。日本では、明治初期のころに寒冷地に適した亜麻栽培が北海道開拓使により北海道の一部で開始されました。
ですが、今現在の圧倒的な世界生産量は1位)カナダ 87万トン, 2位)ロシア 39万トン, 3位)中国 35万 トン, 4位)カザフスタン 33万トン… となっています。
また、亜麻の靭皮を繊維状にしたものがリネン(リンネル)と呼ばれます。別名:亜麻布、アイルランド産の「アイリッシュリネン」なども高品質で人気ですよね。夏場の衣料品など幅広く使用されています。
亜麻色の髪色
「亜麻色の髪の乙女」というドビュッシーのピアノ名曲があります。その亜麻色というのは、実は亜麻の花色そのものではなく、亜麻からできた繊維質の色のことを指すのだそうです。
黄色がかった淡い褐色の紡いだ糸色を表すのだそうです。つまり、この歌で言っている亜麻色の髪というのは、金髪ではなく、より薄い栗色の髪といったところでしょうか?
亜麻はリネンをはじめ、古くから私たちの生活に馴染んだ植物だったのです。
亜麻仁油を使用したドレッシングレシピ
未精製の100%ナチュラルな亜麻仁油は、味に少しクセもありますが、逆に深いナッツのようなコクがあるのも大きな特徴の一つです。
醤油や酢などと混ぜ合わせることで、さらに美味しいドレッシングに仕上がります。
魚類や肉類、にんじん、トマト、ブロッコリーなどの野菜類、また、チーズ、アーモンドなどに多く含まれる油溶性のビタミンも、植物オイルと一緒に摂取すると、その栄養素が効率よく取れますので、ぜひ亜麻仁油ドレッシングにも挑戦してみてください。
【1】アマニ油のフレンチドレッシング
亜麻仁油、酢、塩胡椒という、とてもシンプルなフレンチドレッシングとなっています。
ここで紹介されているレシピには2人分1回使い切りの分量となっており、亜麻仁油を無駄に酸化させない、より新鮮なまま摂取する工夫がされています。
参考 ⇒ 楽天レシピ
【2】亜麻仁油ドレッシング♡ワインビネガーで
亜麻仁油と、ワインビネガー、塩、みりん、砂糖で作った甘みとマイルドな酸味のあるドレッシングの紹介です。
ほんのり香るワインの風味が大人の味になりますね。もともと果物サラダに合わせて作られたドレッシングレシピだそうで、果物との相性もバツグンに良さそうです。
参考 ⇒ クックパッド
【3】亜麻仁油で和風ドレッシング
みじん切りした生の玉ねぎをたっぷりと使っっています。
亜麻仁油、酢、醤油の組み合わせで作られています。野菜サラダにかけるのはもちろん、ハンバーグや冷しゃぶなどのソースとしても重宝しそうですね。
参考 ⇒ クックパッド
【4】亜麻仁油と塩麹の玉ねぎドレッシング
もう一つ玉ねぎを使ったアマニ油ドレッシングレシピのご紹介。すりおろした玉ねぎをたっぷりと使って、亜麻仁油、醤油、バルサミコ酢と塩麹と味が調整されています。
亜麻仁油の深いコクと、塩麹の旨味が合わさってお箸がすすみそうですw。
参考 ⇒ クックパッド
【5】亜麻仁油deお手軽サラダドレッシング
すり胡麻を使ったドレッシングになっています。
亜麻仁油、酢、醤油と塩胡椒を加えて混ぜますだけ。砂糖は使用していません。
このドレッシングでは、ツナとの相性がバツグンに良いそうなので、ツナサラダにかけて食べるのが超おすすめなのだそう。。
参考 ⇒ クックパッド
【6】オメガ3オイル入り☆人参ドレッシング
亜麻仁油、生の人参、酢、みりん、醤油をミキサーに入れて撹拌するだけの簡単ドレッシングレシピ。
ドレッシングにすることで、亜麻仁油や人参が苦手という方も食べやすくなります。人参には、脂溶性ビタミンのビタミンA(β-カロチン)がたくさん含まれていて、サラダ具材としてだけでではなく、直接ドレッシングにニンジンとオイルを混ぜておけば、効率よく栄養摂取ができますね。
参考 ⇒ クックパッド
【7】アマニ油で作る(新鮮イチゴのすっぱいドレッシング)&いちごのサラダ
イチゴを使った、とてもおしゃれなピンク色のフルーツドレッシングですね。
材料をミキサーで撹拌し、クリーミーに仕上げるのがコツだそうです。デザート感覚で頂けそうな、甘酸っぱくビタミンもたくさん摂取できる健康サラダです。
参考 ⇒ レシピブログ
【8】アマニ油のあっさりマヨネーズ
あまりイメージのなかったマヨネーズですが、もちろん亜麻仁油でも作れちゃいます。
亜麻仁油、卵黄、酢、塩を撹拌します。電動ハンドミキサーで作ると簡単です。
お好みで砂糖など入れるのも自由、お酢の種類もりんご酢等にすれば酸味が抑えられて良いかも。自分好みの風味に調節できる自家製マヨネーズはぜひ挑戦したい一品です。
参考 ⇒ レシピブログ
亜麻仁オイルの単独摂取と問題点
その亜麻の花の種子から絞るオイル、アマニオイル(亜麻仁油)はどのように摂取するのが良いでしょうか?
一般に、亜麻仁油は熱に弱いことから、栄養を丸ごと摂取するには、生のままで食べると効率が良いとネット上でも良く言われています。
しかし、ごく普通に100℃程度の熱で栄養素が変化することもなく、生食でなくともスープや温めすぎない簡単な調理に使うのは問題ないとされています。
また中には高温調理にも使用可能なアマニオイルも発売されています。
アマニオイル摂取による問題、副作用とは?
日本のインターネット上の情報では、単独で生のまま摂ると”内臓の負担になる”、”熱を入れられない”のでドレッシングと混ぜて使うのがベストだ、といった情報で溢れています。
本当にそんな副作用があるのでしょうか?
そこで、世界的に権威のある米国のMayo Clinic (マヨ・クリニック)のHPで情報を調べてみました。
https://www.mayoclinic.org/drugs-supplements-flaxseed-and-flaxseed-oil/art-20366457
標準摂取量に摂る分には、亜麻仁オイルは安全に使うことができます。しかしながら、多量に摂取しすぎたり、合わせて水分摂取量が少なすぎたりすると、以下の問題の原因となり得ます。
- 腸の張りを覚える
- ガスがたまりやすくなる
- 下痢
また、妊娠中は亜麻仁の種子、および亜麻仁油の使用を避けた方が良い。さらに、体質によって時折、アレルギー性の反応を引き起こすことがある。
加えて、血液凝固を低下させる可能性があるので、手術前の2週間は、アマニオイル(亜麻仁油)の摂取は避けること。
とだけ、記載がありました。
ですので、過剰な摂取を避け適量の範囲内であれば、広く亜麻仁の単独摂取でも問題はないということが見てとれます。
ですが、生の味がどうしても苦手、という方も油を直接飲みなれてない方の中には多いのも事実。生の味ではやっぱり無理!っというそんなあなたには、やはりドレッシングにして野菜などと一緒の組み合わせにより摂取するのがベストでしょう。
亜麻仁油ドレッシングまとめ
亜麻仁油を使ったヘルシードレッシングが人気ですよね。
亜麻仁油のクセが苦手な方にも摂りやすく、加えて油溶性ビタミンをたくさん含む野菜には、植物オイルと一緒に摂取することで、栄養分も吸収されやすくなります。
亜麻仁油をはじめとする健康効果の高いオメガ3脂肪酸は、毎日コツコツ継続して摂ることで効果を感じられやすくなります。
ドレッシングもたくさんのレシピがありますので、たくさん試して是非お気に入りのレシピを見つけてみて下さい。毎日おいしく亜麻仁油を摂取しましょう。
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(By ディオニソス)