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ブルスケッタとは?カナッペやタルティーヌとの違い&人気レシピ7選!

 2018/11/09 神コラム/レシピ
この記事は約 7 分で読めます。

お手軽さと、見た目の華やかさで、お洒落なパーティーには、欠かせない存在になっている“ブルスケッタ”。

イタリアン料理の軽食のひとつで、ワインやビール、ウイスキーなどのおつまみにしたり、パーティーの前菜としても人気ですよね。ブルスケッタは、ご家庭でも意外と簡単に作ることができる人気のイタリア料理です。

今回はブルスケッタの意味?、そしてブルスケッタの人気レシピ7選と作り方をご紹介したいと思います。

この記事の目次

ブルスケッタとは?

ブルスケッタ(Bruschetta)という名前は、ローマ地方の方言で“炭火であぶる”を意味するブルスカーレ(bruscare)に由来しています。また、『焼いて焦がしたもの』という意味もあるようです。

ブルスケッタの一番基本的なものは、

  • オーブンで軽く焼いたパンに
  • にんにくをこすり
  • オリーブオイルを塗って塩や胡椒を振ったもの

になります。

焼いたパンに様々な具材をのせて食べる料理で、具材に関しての制限はなく、トマトにチーズ、バジル、アンチョビ、オリーブ…などなど、様々な具材を組み合わせて、ピザ風にして食べたり、生野菜を盛ってオープンサンド風にして食べたりします。

もともと古くは、イタリア中部の郷土料理で、古くなったパンを美味しく食べるために工夫された料理で、オリーブオイルを塗って焼いて食べたことが始まりと言われています。

大きさは、手でつまんで手軽に食べられる大きさにするのが一般的。パンの大きさを2口程度で食べ切れてしまうサイズにするのがポピュラーです。

間違えそうな前菜メニューもたくさんあるよね?

ブルスケッタとの違いは何??

ブルスケッタと同じような料理に「クロスティーニ」、「カナッペ」、「タルティーヌ」など…どれもパンに具材をのせて食べる料理で、見た目もよく似ています。ではどのような違いがあるの?って思いませんか?

調べてみましたが、特にこれらの料理との違いに明確な線引きはないようです(悲)。ただ、簡単な使い分け(名前分け)や特徴などはあるようなので次にまとめてみました。

料理名

料理区分

特 徴

ブルスケッタ

イタリア料理

ブルスケッタは、きめの粗いパン(バケットなど)をこんがりとトーストしたものを用いて、にんにくオリーブオイルを塗ることが基本になっています。

オイルをトーストにしみ込ませるため比較的水分の多い具材(生野菜など)を用いることも多いようです。

クロスティーニ

イタリア料理

クロスティーニは、“小さなトースト”という意味で、ブルスケッタによりも、きめの細かいパンを使用することが多いです。ブルスケッタよりも小ぶりな作りで、前菜などに用いられます。にんにくは使わずに、パテ(レバーなど)やアンチョビなどを乗せて食べるものをこのように呼んでいるそうです。

カナッペ

フランス料理

カナッペは一口大に切った食パンやフランスパン、クラッカーなどに具材をのせてそのまま食べる料理で、パンに直接具材を乗せるため、水分の少ない具材(チーズやキャビア、スモークサーモンなど)を乗せることが比較的多いようです。

タルティーヌ

フランス料理

タルティーヌ(Tartine)とは、“小さいタルト”という意味。

料理の前菜やお酒のおつまみ的なものというよりも、軽食やおやつとして出されることが多いです。

カナッペは塩辛い具材が使われることが多いですが、タルティーヌはジャムなどの甘い具材が使われることもあります。

基本のブルスケッタの作り方

< 材料 >

  • トマト(大)      1個
  • EVオリーブ油     小さじ2
  • 塩           小さじ1/2~1
  • バジル(生)      5~6枚
  • 粗びき黒コショウ    少々
  • バゲット        1/2本
  • にんにく        1/2片
  • オリーブ油       適量

<作り方>

  1. バゲット(食べやすい大きさにカットする)にオリーブ油を薄くぬり、トースターでこんがりと焼きます。
  2. 焼きあがったらニンニクをこすりつけ香りを出します。
  3. トマト(1cmのさいの目切りにし、よく水切りします)、EVオリーブ油、塩、バジル、粗挽き黒コショウを混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やします。
  4. 食べる直前に②のバケットに③を乗せて出来上がりです。

 ポイントは!? 
・バケットをトースターでこんがりサクッと焼くこと
・トマトの水切りをしっかりすること
です。

食べる直前に調理したトマトを盛り付けることで、バゲットのサクサク感が楽しめます。とてもシンプルな材料ですが、トマト、バジル、にんにく、オリーブオイルとバゲットがほど良くマッチして、ブルスケッタの定番の風味がとても楽しめます。

ブルスケッタの人気レシピ7選

【1】トマトのブルスケッタ

ブルスケッタの具材と言えば、トマトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

トマト、バジル、にんにく、パルメザンチーズ、オリーブオイルというイタリア料理を代表する食材を使ったブルスケッタです。塩・胡椒で味を調えたものをパンに乗せれば完成です。

参考レシピ ⇒ クックパッド

【2】 野菜のブルスケッタ

ガーリックフル活用のレシピです。フランスパンに、ガーリックをこすり香りを付けトーストします。ナスとトマトはにんにくを入れたオリーブオイルでソテーします。最後に、トーストしたパンに、ソテーした野菜を盛り付け、塩胡椒をし、ソテーの時に使用したにんにくを上に盛り付けます。

野菜をきれいに盛り付けて並べると、とても上品でおしゃれな印象のブルスケッタができますね。

参考レシピ ⇒ オレンジページ

【3】 簡単|明太ポテサラでブルスケッタ

柔らかいポテトサラダと、サクサクのパンの食感がとても絶妙なブルスケッタです。

こちらのレシピのポテトサラダには、明太子、紫玉ねぎ、えだ豆を使用した、見た目もカラフルで綺麗な具材を選んでいます。ポイントは、牛乳などを加えてポテトサラダの舌触りを滑らかにすることだそうです。

参考レシピ ⇒ クックパッド

【4】 カボチャとベーコンのブルスケッタ

茹でてマッシュしたカボチャに、カリカリに焼いたベーコン、パセリをトッピングした、綺麗な彩のブルスケッタです。カボチャの甘味とベーコンの塩味がとてもよく合い、柔らかなマッシュカボチャとカリカリパンの食感もよさそうです。レシピでは、パンプキンシードオイルを使用して、コクと風味を更にアップさせています。

参考レシピ ⇒ クックパッド

【5】 ゆで卵とアンチョビのブルスケッタ

ゆで卵とアンチョビを使ったブルスケッタです。

ゆで卵を作って荒みじん切りにし、アンチョビとオリーブオイルを混ぜたものを、トーストしたパンに乗せます。トーストににんにくをこすって香り付けするのも良さそうですね。簡単にできますが、味も見た目も◎のブルスケッタです。お酒のおつまみに是非!

参考レシピ ⇒ クックパッド

【6】 しらすのブルスケッタ

青じそを使った、和のテイストの夏場におすすめなブルスケッタです。ボウルにしらすを入れ、青じそ、レモン汁、オリーブオイル、塩胡椒を加えて和えます。トースターで薄切りにしたバゲットをこんがりと焼き、にんにくをこすり香りを付けます。あっさりした中にも、にんにくのパンチのある風味に仕上がったブルスケッタです。

参考レシピ ⇒ レタスクラブ

【7】 サーモンとアボカドのブルスケッタ

お刺身を使うブルスケッタレシピもたくさんあります。

こちらのレシピでは、お刺身用のサーモンとアボカドの他に玉ねぎや細ねぎ、わさびを加えていますので、まったり濃厚な味わいの中にもサッパリと臭みを消すための素材も加えてあります。調味料は、オリーブオイル、しょう油、塩胡椒です。

アボカドは、どんな魚介にも合うと思いますので、サーモンの代わりにマグロやエビなどを使っても美味しそうですね。

参考レシピ ⇒ ウーマンエキサイト

ブルスケッタ人気レシピまとめ

ブルスケッタは、パンのカリッとした食感と、トッピングする具材によって様々な味が楽しめる料理です。野菜やチーズ、ハム、魚介など色鮮やかな具材は、見た目にも華やかで、わくわくしてきますよね。トッピング具材は、手の込んだものもありますが、短時間で簡単にパパッと出来てしまうものばかりです。

いろいろなテイストのブルスケッタを並べて、休日に友人をおもてなししてみてはいかがでしょうか?

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▶ 塩とオリーブオイルを使った料理、美味しい組み合わせアレンジレシピ13選!

(By ディオニソス)

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ディオニソス

ディオニソス

酒と酒宴の神バッカスの生まれ変わり。
ギリシャ神話の名前ディオニソスを名乗る。
酒(赤ワイン)とオンナが大好きなロックな神様(笑)
カワイイ子を見つけると、細い目がギョロっと見開く!
最近、健康の為に赤ワインの代わりにオリーブオイルの研究を飲み始めたらしい。
【一押し食材(押し食)】
オリーブオイル・はちみつ・スイーツ

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