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クレンジングオイル4つの種類とは?おススメの植物オイル7選!

 2018/08/19 インナービューティ
この記事は約 9 分で読めます。

肌のために非常に気を付けなければならないのが、洗顔とクレンジングと言われています。クレンジングを一歩間違えると、どんな効果のある美容液や化粧品を使っても、なかなか思うように肌質の改善はされないものです。

今回は、

  • クレンジングオイルとは?
  • クレンジングオイルの4つの種類
  • おススメのクレンジングオイル7選

についてご紹介していきたいと思います。

まず最初に、クレンジングとは!?

クレンジング(Cleansing) というのは実は、和製英語でお化粧を落とすことを意味しています。

そして、クレンジング剤は、洗顔料だけでは落とすことのできない油汚れ(メイクなど)をしっかりと落とすために使われるものになります。

クレンジングオイルとは?

オイルタイプのクレンジング剤は、メイクをしっかりと落とすことのできるのでとても人気です。

各メーカーから色々なタイプの市販商品が出ていますが、どういった商品が今のあなたにぴったりなのでしょうか?タイプ選びには、次のクレンジングオイルの種類・分類なども参考にしてみてください。

クレンジングオイルの種類

市販されているクレンジングオイルには、大きく分けて4つの種類に分けられます

【1】炭化水素系クレンジングオイル

別名:鉱物油系クレンジングオイルと言われています。主成分はミネラルオイルです。

メイクの洗浄力は非常に高く、値段も安価です。しかし、肌に最低限必要な分の脂分も全て肌から奪ってしまうため、オイルクレンジングしていても余計に肌を乾燥させてしまう原因を作ってしまいます。保湿力が非常に低いオイルで、クレンジングオイルの評判を落としてしまった原因となったオイルの種類です。

特に乾燥肌や敏感肌の方は、使用は極力避けることをおすすめします。

【2】エステル系クレンジングオイル

高級脂肪酸(分子が長い脂肪酸)と高級アルコール(分子が長いアルコール)が合体してできる“合成エステル油”を主成分にしたクレンジングオイルです。

炭化水素系クレンジングオイルと比較すると、使用後の乾燥は軽減されますが、敏感肌の方は乾燥が気になる場合も多いと思います。炭化水素系と比較すると洗浄力は少し低めですが、メイク汚れはよく落ちます、肌に対する刺激は中度です。

【3】油脂系クレンジングオイル

アロマセラピーなどのキャリアオイルや美容オイルとして使用されるオイル種を主成分に使用したクレンジングオイルです。

炭化水素系や油脂系と比較したときの最大のメリットは、肌にかかる負担が非常に低く刺激が少ないところと、肌に必要な脂分は摂り過ぎないというところです。しかし、洗浄力が弱いわけではありませんので、メイク汚れもすっきりと落すことができます。肌は乾燥しすぎず適度に保湿され、ベタつきも気になりません。

油脂系のクレンジングオイルにも様々なオイルがありますが、特にマカダミアナッツ油は、炭化水素系やエステル系とは異なった使用感でよいのですが、かなり高価なので、市販されている油脂系クレンジングオイルの主成分としては、オリーブオイルやコメヌカ油を使用しているケースが多くあります。デメリットとしては、炭化水素系や油脂系と比較して全体的に価格が高いことです。

【4】100%天然オイル

市販のクレンジングオイルの多くは、合成界面活性剤などの添加物が配合されていて、これはお肌にとっては、不必要であまり良いと言えない成分です。最近では、このような添加物に対する肌への影響が問題視され、また関心を向ける人が多くなってきました。そのため、クレンジングオイルにも余計なものが何も配合されていない100%ナチュラル系オイルが人気となってきています。

100%天然オイルは、クレンジングオイルとしても使用することができます。完全無添加ですので、非常に安心して使用ができます。(ただし、アレルギーなどを引き起こすことはあるため、注意が必要です。)クレンジングオイルとして使えて人気があるオイルの種類は、オリーブオイルやココナッツオイル、そしてホホバオイルなどが挙げられます。天然オイルと言うと、食用でも利用されるものもたくさんありますが、食料品スーパーで食用で売られているオイルと、美容目的で使用するオイルとでは、精製度も異なります。

以上の4種類以外にも、炭化水素系・エステル系・油脂系の混合タイプといったクレンジングオイルもあります。

100%天然オイルを使おう!クレンジング植物オイルおススメ7選

肌の負担面を考えて、断然おすすめしたいのが、100%天然オイルです

クレンジングオイルとして使用するときに、人気のあるおすすめ天然オイルをご紹介したいと思います。それぞれのオイルには特徴がありますので、自分の肌質に合ったオイルを選んで使用するといいと思います。

(1)オリーブオイル

主成分が人間の皮脂に近いオレイン酸で70~85%以上を占めてるので、肌馴染みも良く刺激も少ない。さらにクレンジング時に汚れを浮かす効果も強いのが特徴です。クレンジング後は肌がしっとりとするので、乾燥肌の方に特におすすめのオイルです。クレンジング後のベタつきが気になる方は、W洗顔を行ってみてください。また、このオレイン酸は、ニキビを悪化させてしまう可能性があるため、ニキビ体質の方は使用に注意が必要です。オリーブオイルの中でも、特に、酸化しにくいのが特徴のあるエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。

<オレイン酸とニキビの関係>

オレイン酸は、人間の皮脂にも含まれる成分のため、肌にいいものと思っている方が多いと思います。しかし、個人個人、皮脂の分泌量が違うため、オレイン酸の使用が合わない方もいます。オレイン酸を肌に与えすぎることで、

  • 角化不全が起こる
  • アクネ菌が繁殖しやすくなる

という問題が起こるケースがあります。角化不全というのは、ターンオーバーが速くなっている状態のことで、角栓ができやすくなる、毛穴が開く、乾燥する、角質が厚くなりゴワゴワしてくるなどのトラブルが起こります。また、アクネ菌とはニキビの原因となる菌のことで、皮脂をエサにしています。

体質的に皮脂分泌量が多い方は、もともとのオレイン酸の量も多いと言えます。そのため、オレイン酸含有量の高いオイルだと、ニキビができやすくなります。オイリー肌の方には、オリーブオイルは向いていないということを覚えておきましょう!逆に皮脂分泌量が少なく、乾燥肌の方には効果が期待できます。

(2)ココナッツオイル

ココナッツオイルは、サラサラしていて浸透力に優れています。ビタミンEを豊富に含みます。皮膚を柔らかくする作用があって、肌に浸透もしやすいため、マッサージすると効果的で古い角質も取れやすくなります。アンチエイジングや天然の紫外線カット効果、抗菌効果など美肌の素となる栄養素が豊富に含まれています。さらにメイクを落とすだけが目的のクレンジングオイルとは異なって、肌への美容効果も非常に高いクレンジングオイルと言えます。

(3)ホホバオイル

ホホバオイルの主成分は、ワックスエステルと呼ばれる脂肪酸と、長鎖脂肪族アルコールから成るエステルで構成されています。私たちの体内から分泌される皮脂は主に“ワックスエステル、スクワレン、脂肪酸”から構成されています。さらにワックスエステルやエステルは、角質層にも20~30%程の割合で含まれている成分のため、ホホバオイルは肌への浸透力に優れています。サラサラした軽いテクスチャーで保湿性も高く、全ての肌質の方に受け入れられやすいオイルで人気です。ホホバオイルは、ホホバという不毛地帯や半砂漠地帯でもよく育つ植物の種子から抽出されます。ホホバは砂漠でもよく育ち、熱に強い植物でもあるため、その種子から抽出されるホホバオイルも驚くほど酸化に強い特徴を持ちます。

ホホバオイルには、優れた殺菌効果や汚れを落とす効果があります。クレンジングに使用すると、ニキビの予防や改善にもつながります。また、炎症や痒み等を抑える効果もあって、肌のトラブル対応に適していると言えます。

(4)スイートアーモンドオイル

スイートアーモンドオイルは、低刺激性で、作用は穏やかですので、肌の弱い方にもトラブルが起きにくく、安心して使用できるオイルです。クレンジング力に優れ、肌の奥まで浸透し、保湿力も高いオイルです。ゆっくりと時間をかけて肌に浸透していくので、時間をかけてマッサージしていくと、メイク落ちの効果も保湿力も上がります。他にも、メラニンを作るメラノサイトの育成を妨げるため、美白にも効果的だと言えます。1つ扱いづらい点としては、酸化に弱いということです。そのため、開封後は冷蔵庫保存が望ましく2カ月以内に使いきるようにしましょう!

(5)椿オイル

椿オイルは、主成分のオレイン酸が85%以上とオリーブオイルよりも含有率が高いため、より肌をしっとりとさせる効果が期待できます。オレイン酸が多いと聞くとニキビに対して悪影響を及ぼしそうですが、椿オイルの中には殺菌作用のあるサポニンという成分が含まれていて、これがニキビ予防に効果的に働いてくれます。

(6)スクワランオイル

スクワランオイルは、オリーブオイルから摂れる“オリーブスクワラン”と深海鮫の肝臓から抽出される“サメスクワラン”の2種類があります。非常に伸びの良いオイルで、サラサラとして軽いテクスチャーですが、保湿力もしっかりあります。クレンジングとしても無理なくメイクが落とせ、濡れている手でも使用できるため、入浴中にメイクを落としたい方にもおすすめです。また、酸化にも強く、スクワランは体内でも作られる成分なので、肌への負担が少なく、アレルギーを起こしにくいことも特徴です。

(7)セサミオイル

セサミオイルって聞くとオシャレ感がありますが、実はイコール「ごま油」です。セサミオイルは、酸化しにくく浸透力に優れたオイルです。インドでは、アーユルベーダでマッサージオイルとして使用されていました。ただしここで言うセサミオイルは、キャリアオイルとして販売されているセサミオイルで、食用のものとは違い、純度も高くクレンジングや美容目的で使用するものです。セサミオイルは、食用でもお馴染みの通り、抗酸化成分が多く身体の新陳代謝を活発にします。皮膚に使用すると、“若返りのビタミン”と言われるビタミンEの効果で皮膚のターンオーバーが早まり、老化予防にも効果があります。他にも、紫外線から皮膚を守り、日焼けなどの軽い炎症を鎮静する効果もあります。

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おススメ!植物クレンジングオイルまとめ

市販されているクレンジングオイルには、主成分別に大きく4つの種類に分類できます。

その中でもここ近年では、自然派指向の高まりもあって、添加物のない「100%天然・植物オイル」が人気を集めています。天然オイル中では、オリーブオイルが特に人気のあるオイルですが、皮脂量が多いため、ニキビ体質の方は使用を少し控えた方が良いかもわかりません。

一般的な評価やイメージなどで、市販オイルなどを選んでしまうと、かえって肌トラブルを起こしてしまう可能性もありますので、しっかりとオイル自体について調べ、さらにご自身の肌質も知った上で選んでいくのがベストと言えます。また少量でのテスト試用から始めるのもおススメですね。

今回ご紹介した植物オイル以外にも、数多くの天然オイルがありますので、色々と試してみると自分のお肌に合ったクレンジングオイルがきっと見つかるはずです!^^

(By ゼウス23世)

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