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パンプキンシードオイルはオメガ何系?驚くべき5つの効能&使い方とは?

長寿の油
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オリーブオイルやえごま、アマニ油など、美容・健康効果が期待されているオイルが今増えています。そんな中で今回ご紹介するのは、「パンプキンシードオイル」

かぼちゃの種を搾って作られる植物オイルです。

あまり日本では馴染みがありませんが、パンプキンシードはさまざまな健康効果・効能が期待されているセレブ注目のスーパーフード。そしてオイルの方も特徴ある健康オイルの一つです。

この記事では、パンプキンシードオイルに含まれる栄養素とその健康効果、食べ方、摂取量の目安、注意点などについて、詳しく解説します。

この記事の目次

パンプキンシードオイルとは何?

パンプキン(Pumpkin)はご存知のように“かぼちゃ”、シード(seed)は種の意味なので、パンプキンシードオイルは、かぼちゃの種を搾ってできたオイル、ということになります。

パンプキンは日本語に訳すと“かぼちゃ”なのですが、厳密にいうと、海外でいうパンプキンは、日本で一般に食べられている“かぼちゃ”とは少し違うんです。日本のスーパーで普通に売られているのは「西洋かぼちゃ」なのですが、パンプキンとは「ペポカボチャ」を指しています。ペポカボチャは、ハロウィンの時などに使う大きなかぼちゃで、果肉の部分を食用として使用しないのが大きな特徴です。この大きなペポカボチャの種子からつくられるのがパンプキンシードオイルです。

パンプキンシードオイルは、オメガ分類では「オメガ6系脂肪酸」に分類され、世界ブームになる前からもオーストラリアを中心に親しまれてきたオイルです。そしてこの、パンプキンシードオイルの効果は日本でも最近注目されるようになってきたのです。

パンプキンシードオイルに含まれる栄養素

パンプキンシードオイルは、多くはリノール酸・次にオレイン酸を含む、オメガ6系の脂肪酸になります。

さらに、パンプキンシードオイルには、以下の栄養素も豊富に含まれています。

  • β-カロテン
  • ビタミンE
  • 亜鉛
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • ククルビチン酸(アミノ酸)
  • ロズマリン酸(ポリフェノール)
  • リグナン(ポリフェノール)
  • たんぱく質

あの大きなペポカボチャのタネから、こんなにビタミン・ミネラルをはじめ、からだの組織のベースをつくる「たんぱく質」・「アミノ酸」・「ポリフェノール類」などなど、非常に幅広い栄養素が含まれていることがわかります。

パンプキンシードオイルの効果・効能5つ

パンプキンシードオイルにはどのようにカラダに良い効果があるのでしょうか?

まずは代表的な効果・効能を5つほど、ここではご紹介していきます。

(1)ダイエット効果

ポリフェノールの一種であるロズマリン酸には、体内に取り入れられた炭水化物をブドウ糖に変換し、糖質として吸収されるのを防ぐ働きがあります。ブドウ糖に分解する酵素、マルターゼの働きを抑制するためです。ブドウ糖に分解されずそのまま体外に排出されれば、糖吸収がぐんと抑えられるというわけです。

(2)さまざまな疾患の改善効果

アミノ酸の一種であるククルビチン酸。中国では「南瓜仁」という名で呼ばれ、寄生虫を排除する“生薬”として古くから活用されてきました。また、パンプキンシードオイルには、前立腺肥大・前立腺癌・男性型円形脱毛症(AGA)の改善効果があることも、研究によって証明されています。

(3)アンチエイジング

パンプキンシードオイルには、オリーブオイルの実に8倍ものビタミンEが含まれています。

ビタミンEは、近年多く叫ばれる「抗酸化成分」。酸素によって体の組織が錆びついていくのを抑ええてくれるため、シワ・シミ・たるみといった酸化による肌トラブルの予防効果が期待されているのです。

更にビタミンEは、こちらも抗酸化力があるビタミンAと組み合わせて摂取することにより、より強力な抗酸化作用が期待できるようになります。β-カロテンは必要に応じてビタミンAに変換される性質があるので、βカロテンからのビタミンA,E2つの抗酸化作用が働き、アンチエイジングにも一層効果的となるのです。

(4)泌尿器系を中心とした消化器系トラブルの予防

パンプキンシードオイルは、さまざまな疾患の中でも特に、泌尿器系のトラブルに効果をもたらしてくれるとする研究結果が存在しています。頻尿・尿漏れ・残尿感といった症状が起きた場合に、利尿剤として作用し症状を緩和してくれるのです。

その他の臓器・筋肉・神経に対しても、刺激を与えることで強く頑丈にしてくれ、消化器トラブルの予防にも効果があるとされています。

(5)アレルギー症状の抑制

パンプキンシードオイルに含まれるロズマリン酸には、アレルギー症状を緩和する働きが見込まれます。更に、ポリフェノールの一つである「リグナン」にも強い抗アレルギー作用があるために、これらダブルの相乗効果によって、よりアレルギー抑制効果が見込まれるというわけです。

パンプキンシードオイルのおすすめの食べ方

パンプキンシードオイルは、実は加熱に弱いので、お料理にそのままかけて食べるのが一般的です。特に、以下の食べ方、食材と合わせて食べるのもおすすめです。

  • ドレッシングにしてサラダにかける。
  • 仕上がったスープに数滴加える。
  • バニラアイスクリームにかけて味わう。
  • 冷奴のタレに加える。
  • スムージーの材料の1つとして少量加える。

一日の摂取量は?

パンプキンシードオイルの1日の目安摂取量は、大さじ1程度です

普段の食事にちょこっとだけかけるというイメージで摂取するようにすれば良いでしょう。個人的には洋風なスープにひとかけするのもおススメ。

ナッツのような香りはありますが、特に癖が強くて他の味を邪魔するといった油ではないので、ぜひ色々な食材に試してみてください。

パンプキンシードオイルを摂取する際の2つの注意点

パンプキンシードオイルは何かと健康に良いオイルだと紹介してきましたが、摂取する際の注意点もしっかり押さえておくようにしましょう!

<1> 酸化しやすい油なので早めに使い切りましょう

パンプキンシードオイルは、多価不飽和脂肪酸と言う非常に酸化し易い部類の脂肪酸が63%も〆ています。これらが50%も超えていると酸化には十分気をくばる必要があります。

酸化した油は徐々に品質を落とし、色も香りも極端に悪くなってしまいます。少しでも酸化しにくい遮光性のあるボトルものを購入して、かつ早めに使い切ることを心がけましょう。

<2> リノール酸の摂り過ぎには注意しよう!

リノール酸(オメガ6系)は体の中で合成することができないため、必ず食事から摂取しなければならないとされる必須脂肪酸。それほどに、体の機能を維持するためには必要なオイルになります。

しかしながら、同時に今騒がれているオメガ3脂肪酸とのバランス問題にもつながりますので、あくまでも摂り過ぎには注意が必要です。

リノール酸の摂り過ぎは、アレルギー疾患・心臓病などの疾患リスクが上がるという研究結果もあります。体に必要で健康効果もあるからと言って、一日の摂取量を守って、大量摂取することは避けるようにしましょう。

そして、亜麻仁油などのオメガ3系オイルも同時に摂ってオメガバランスが崩れないように注意しましょう。

パンプキンシードオイルまとめ~摂取量を守って積極的に取り入れよう!

ビタミン・ミネラル・たんぱく質など、幅広い栄養素を豊富に含んでいるパンプキンシードオイル。

ダイエット効果、抗酸化性、アンチエイジングをはじめ、泌尿器系疾患の緩和など、多くの健康効果が期待できます。

1日に大さじ1杯程度の摂取量を守れば、とても健康的なオイルです。野菜などにちょこっとかけるだけの量なので、毎日の食生活に少しずつ取り入れていくと良いでしょう。

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(By ゼウス23世)

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ゼウス23世

ゼウス23世

天上および人間世界を支配する、全知全能の神ゼウスの末裔。
こんな見た目だけど、実は健康オタク。
おっちょこちょいでミスを連発するので人間世界で修行中。
神からの教えを全て伝承しないと天上界へは帰れない。
【一押し食材(押し食)】
天然由来植物オイル、スーパーフード全般

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