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夏野菜カレーに欠かせない具材野菜15選!高栄養価でカラフル!

 2017/04/08 神コラム/レシピ
この記事は約 9 分で読めます。

夏場の暑いときに、どこからか漂ってくるスパイシーな香り…

子供から大人まで幅広い世代に愛され続ける人気メニューの『カレー』

特にカラフルな夏野菜がふんだんに使われたカレーは、その香りとともに見た目からも、食欲をぐんと掻き立てられますよね!

しかし、なぜ私たちは夏場にカレーが食べたくなるのでしょうか?カレーは夏の暑さを加速させる逆効果もあるようにも思えるのに・・

今回は、

  • なぜ夏場にカレーが食べたくなるか?考えられる理由とは
  • 夏カレーに絶対に入れたい人気野菜15選
  • 夏野菜たちの栄養価、おしゃれな盛り付け方

をご紹介していきます!

夏場になぜカレーが食べたくなるのか?

シチューやお鍋など、暖かいスープ料理は冬の定番。しかし、カレーだけは少し違います。アウトドアキャンプで食べると美味しいから?それも間違いではないでしょう。

夏にカレーが食べたくなる理由として、一番よく知られている大きなものとしては

テレビで美味しそうなカレーのCMが流れているから・・

というのが、一般的に言われている理由です。

また、ハウス食品など冬にシチュー、夏にカレーを勧める戦略が大きいとも聞いたことがあります。

ですが、実際のところはどうなのでしょう?

カレーには、ターメリック(ウコン)、クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモン、ジンジャーなどなど…まだまだありますが、様々なスパイスが含まれています。

夏の暑い日にもカレーが食べたくなる理由は、このスパイスも一つの鍵を握っているようです。

スパイスの効果も大きい!?

インドなどでは、毎日食べるカレーのスパイスを体調に合わせて変えているという話を聞いたことがあります。確かにカレーに含まれる、たくさんのスパイスは様々な薬効があります。その主なものをご紹介いたします。

(1)整腸作用と消化促進

カレー粉の主な原料のターメリック(ウコン)には、唾液や胃液の分泌に作用し、消化を助けてくれる。また、胆汁の分泌にも関係し、肝臓機能を活発にしてくれる効果も期待できます。

(2)胃や腸を元気に

スパイスの辛味は、消化器官を刺激して、消化液の分泌を促がしてくれます。それによって、胃や腸の働きも良くなり、結果栄養分の吸収にも良い影響を与えてくれます。

(3)食欲増進

カレーに欠かせないスパイスにクミンがあります。加工食品などにもよく取り入れられているスパイスです。クミンは、消化器官に効果があり、食欲を増進させます。

 関連記事  クミン、クミンシードの効能も詳しく紹介しています。
▶ クミンの効果9選!機能性を上げる食べ方、組み合わせ4選!

(4)発汗作用ですっきり

辛いものを食べると始めは体温が上昇しますが、汗をかくと下がります。この、体温が下がる過程で熱を発散させるため、涼しくすっきりした感じを受けます。

たくさんのスパイスを組み合わせて作るカレーは、『食べる漢方』とも実は言われているそうです。上記の点からも、夏にカレーを食べると理にかなった効果があるため、暑い夏に私たちのカラダが自然と、スパイスたっぷりのカレー料理を欲するのかもわかりませんね。

夏野菜カレーに入れたい人気野菜15選とその栄養価

【1】トマト

『トマトが赤くなれば医者が青くなる』という西洋のことわざを聞いたことはあるでしょうか?そのくらいトマトは高い栄養価があります。

普段のカレーにトマトを加えるだけで甘味と酸味がプラスされ、トマトの旨味成分グルタミン酸も加熱することで増加します。そのため、味わい深いカレーになります。

また、抗酸化作用の強いリコピンは、加熱すると体への吸収率が3倍にもなります。

【2】かぼちゃ

カレーのスパイスと甘いかぼちゃ、とっても相性がいいですよね。小さなお子さんのカレーの中に入れるのもおすすめです。

かぼちゃには、β―カロチン、カリウム、食物繊維、ビタミンA・C・Eなどが豊富に含まれています。夏場の体力の回復には大切です。夏バテ気味の大人にも是非摂取してもらいたい食材です。

かぼちゃの実も、栄養たくさんですが、β―カロチンなどはかぼちゃの皮により多く含まれていますので、かぼちゃは皮ごと食べたいですね。

皮に残留農薬が気になるあなた。かぼちゃは皮が固いため害虫にも強く、国産品はより少ない農薬使用で作られているようです。

しかし、念のためによく洗ってから食べるようにしましょう。

【3】なす

なすには、体を冷やす効果があります。

豊富に含まれるカリウムによる利尿作用で、体の余分な水分を外に出し、むくみ予防にもつながります。水分と一緒に熱も出して、体温を落ち着かせたり、血圧の上昇を抑えたりする効果も期待できます。

他にも、なすに含まれるコリンには、胃液の分泌を促し食欲を増進させてくれる効果があるとも言われています。

【4】ズッキーニ

見た目は太めのきゅうり?、味はなすに近く、油分との相性も抜群です。

ズッキーニはカリウムが豊富で、なす同様に体温調整や血圧の上昇を抑える効果が期待できます。ビタミンCも豊富で、疲労回復や風邪予防にもつながる嬉しい食材です。

また、ビタミンCは夏の強い紫外線による肌トラブルの改善にも効果が期待できます。

【5】オクラ

オクラと言えば、あのネバネバ感です。あのネバネバの成分は、ムチンと呼ばれる水溶性食物繊維です。

ムチンには粘膜を保護する働きがあり、夏に弱ってしまった消化器官を守ってくれます。

しかし、ムチンは60℃以上の加熱には弱いので、カレーに合わせるときは、煮込まずにトッピングするのが実はおすすめです。

【6】ピーマン・パプリカ

色鮮やかな野菜の代表と言ってもいい、ピーマンやパプリカ。カレーの上にトッピングすると色彩が映えてとってもキレイですよね。

ピーマンやパプリカは、何と言ってもビタミンCが豊富。

加熱には弱いビタミンCですが、ピーマンやパプリカは肉厚のため、加熱してもビタミンCが壊れにくいと言われています。

グリルしたピーマンをトッピングしても良いですし、煮込んでも栄養は残ってくれます。

【7】ししとう

ししとうは、ピーマンに近い栄養素を持っています。

ししとうも、ピーマンも同じナス科のトウガラシ属に分類される野菜。たまにピリッと辛味成分をもっていますが、ししとうが高温にさらされたり乾燥状態になると、ししとうにストレスがかかって辛味が増す原因になるのだとか・・

【8】ゴーヤ

カレーにゴーヤ?と思う方もいるかもしれませんが、ゴーヤはカレースパイスとの相性もバッチリです。ゴーヤの苦さも和らいで、食べやすくなります。

ゴーヤにはレモンの3倍というビタミンC(疲労回復効果)が含まれていて、聞きなれない成分ですが、モモデルシンという栄養素も含まれています。

ゴーヤの苦み成分の一つでもあるモモデルシンには胃腸を刺激し、食欲を増進してくれるため、夏バテにも効果がありそうです。

【9】トウモロコシ

甘くて口当たりが良いので、夏はコーン単体でもたくさん食べたくなりますよね。トウモロコシに含まれるビタミンB1には、疲れをとる効果があります。

このトウモロコシのビタミンB1は、加熱しても壊れにくい性質があります。

また、乳酸をエネルギーに変換させるアスパラギン酸も含んでいて、夏にたまった疲労の解消、夏バテ予防にもつながります。

【10】枝豆

枝豆は、『畑の肉』とも言われています。それほど良質なたんぱく質を枝豆はたくさん含んでいます。注目したいのは、ビタミンB1・B2の含有量が他の野菜と比べてトップクラスなこと。

取り過ぎた塩分を体の外に排出してくれます。枝豆も、夏バテ防止に効果が期待できますね。

【11】モロヘイヤ

モロヘイヤは『王様の野菜』とも呼ばれていることをご存知ですか?

古代エジプトの話に、どんな薬を飲んでも治らなかった王様の病がモロヘイヤスープによって治ったという話があるそうです。

モロヘイヤには、β―カロチンをはじめビタミンC・E・B1・B2や、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富で、ホウレン草と比較してβ―カロチンやビタミンC・B2は2倍以上、カルシウムは5倍以上も含まれています。

【12】大葉

大葉の香りには、とっても食欲がそそられませんか?

この香り成分はペリルアルデヒドと言われ、殺菌効果や食欲増進効果があると言われています。さらに、必須脂肪酸のα―リノレン酸やリノール酸も含まれているので、血行促進や免疫力アップなどの効果があり、体も疲れにくくなります。

カレーと大葉という意外な組み合わせですが、大葉を入れることによって、カレーの味わいがあっさりになると思います。

【13】里芋

里芋の主な成分は、でんぷんやたんぱく質ですが、ビタミンB1・B6もたくさん含んでいて里芋はまさに滋養食品です。 

また、オクラなどにも含まれるムチンや、ガラクタンというぬめり成分も含まれています。ガラクタンは、脳細胞を活性させるとも言われていて、老化や痴呆の防止効果もあるのだとか。

カレーには、じゃがいもの代わりに里芋がおススメかもですね。

【14】冬瓜

カレーに冬瓜って意外な感じの組み合わせですよね。

けど、冬瓜は95%以上が水分でとっても低カロリーな食材。入れると、あっさりとしたカレーが楽しめます。スープカレーにはとくにピッタリです。

冬瓜にはカリウムが含まれ、余分な塩分と水分の排出、同時に熱も下げてくれるため、夏には持ってこいの食材なのです。冬瓜という名前ですが夏が旬の野菜です。

冬瓜の食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維とのバランスもよく、便秘解消にもつながります。ダイエットや、美肌効果にも期待がもてますね。

【15】いんげん

いんげんには、ビタミン・ミネラル、食物繊維などが多く含まれています。しかし、中でも注目したいのは、9つある必須アミノ酸がすべて含まれていること。

必須アミノ酸とは、体内で合成できず食べ物から摂取しなければならないアミノ酸。

完全必須アミノ酸といって9つの種類すべてを摂る必要があります。

見た目で食欲アップ!夏野菜カレーのおしゃれな盛り付け方

見た目にもカラフルな夏野菜は、赤、黄色、緑、オレンジ、紫など色のバリエーションも考えて、きれいなかたちで盛り付けられたら嬉しいですよね♪

夏野菜カレーの作り方は、いろいろありますが、普段のカレーに、炒めたり、グリルした野菜をトッピングする方法が一番簡単で、きれいな仕上がりにできるのでおすすめです。

見ていてとてもワクワクする夏野菜カレーの盛り付け方を4つご紹介しちゃいます。

是非、参考にしてみてくださいね。

(1)具は後のせトッピング☆彩り夏野菜カレー♪

ご飯の周りを囲むように、3色のパプリカとナスがとても鮮やかできれいですね~。

参考: エキサイトブログ

(2)簡単お洒落♡自慢の夏野菜カレー♡【カフェごはん】

色とりどりの野菜に加えて、ご飯も雑穀米にするなどのこだわりカレー。栄養面も見た目にも、ワンランク上のカレーです♪

参考: ペコリ

(3)とっても簡単☆『夏野菜のタイ風スープカレー』炒めて5分煮るだけで♪♪

2種類のオクラの切り方に注目です!色も野菜のかたちも工夫されていますね。

とっても可愛らしい盛り付けです。

参考: レシピブログ 

(4)豚バラゴロゴロ♪夏野菜カレー

卵が入ると、さらに賑やかになりますね。たくさんの具材がゴロゴロ入っていて、見るからに栄養満点ですね。

参考: クックパッド

夏野菜カレー人気野菜まとめ

日本人は年間約85回カレーを食べているそうです(農水省や缶詰協会の統計より)。実に週に1度はカレーを口にしている計算になります。正に国民食ですね。

夏の野菜は、β-カロチンやビタミンB1・B2など、夏バテに効果のある栄養素がたくさん含まれています。

薬のように扱われるカレーのスパイスに加え、夏野菜の栄養価が入ると、正に夏バテ知らずの一皿になりそうです。

是非、夏野菜たっぷりのカレーを食べて、厳しい暑さを元気に乗り切りましょう!

 関連記事 
▶ 【保存版】夏バテは食事で解消!子供に食べさせたい食材21選!

(ゼウス23世)

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ゼウス23世

ゼウス23世

天上および人間世界を支配する、全知全能の神ゼウスの末裔。
こんな見た目だけど、実は健康オタク。
おっちょこちょいでミスを連発するので人間世界で修行中。
神からの教えを全て伝承しないと天上界へは帰れない。
【一押し食材(押し食)】
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