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オリジナルカレーが人気!カレースパイスの代表種類10選とは?

 2018/01/18 神コラム/レシピ
この記事は約 7 分で読めます。

子供から大人まで、私たち日本人が大好きなカレー。

日本のカレールーは、海外でも美味しいと評判のアイテムですが、実はラード、飽和脂肪酸がたっぷりと使われていて、健康的には今一つとも言われはじめています。

海外からも日本のカレーは大注目ですが、実はこの点を気にされている訪日客も多いことでしょう・・

なので、健康を気にしているご家庭では、週末料理の一つとしてパパ自らが、ご自身で選んだスパイスからオリジナルカレーを作ってみるなんていうカレー通も増えています。

この週末にはオリジナル手作りカレーに挑戦してみたい!

そんなあなたに、今回は手作りカレーに必要な代表的なスパイス種類10選についてその効能も合わせて、ご紹介していきます!

オリジナルカレー代表的なスパイス10選

インドをはじめ、オリジナルカレーで非常によく使われる人気のスパイス10選を集めてみました。どれも栄養効果も満点のものばかりのスーパー食材と言えるでしょう。

【1】ターメリック

日本での別名は「ウコン」。CMの影響からか、二日酔い防止に利用されることで人気が一気に広まりました。

実はカレーを美しい黄色に色付ける役割も果たしているのが、この「ターメリック(ウコン)」です。

ターメリックには「クルクミン」と呼ばれるポリフェノール成分が多く含まれており、このクルクミン効果によって、美肌効果や二日酔い防止に効果があるとされています。

 参考記事 
▶ サフランとターメリックの違いとは?特長を知って使い分けよう!

【2】クミン

 

カレーの風味、香り付けに使われるのがクミン。カレーには欠かせないスパイスで、炒め物料理などにもよく使用されます。

クミンにはたくさんの栄養素が含まれており、その効果は様々、健康にも美容にも良い効果がたくさんです。

  • 消化および食欲促進
  • 便秘解消
  • 貧血予防および改善
  • リラックス効果
  • ダイエット(脂肪燃焼)
  • 免疫力UP

など

 参考記事 
▶ クミンの効果9選!機能性を上げる食べ方、組み合わせ4選!

【3】チリペッパー

チリペッパーはいわゆる唐辛子のことで、レッドペッパーやカイエンペッパーとも呼ばれることがあります。カレーに欠かせない「辛味」を与えてくれます。

唐辛子にはよく知られている「カプサイシン」のほか、ビタミンAやビタミンEなどのビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。カプサイシンには代謝を向上させる働きが見込めるため、ダイエットにも効果的とされています。

さらに、カプサイシンには老廃物排出をサポートする力もあるため、デトックスにもつながります。

加えて、クミンと同じく、消化および食欲促進の効果も見込めるため、夏バテで食欲が上がらないときにも、カレーなら食欲が沸くのは、このようなスパイスの働きのおかげかもしれません!

【4】コリアンダー

コリアンダー、日本ではパクチーとして知られています。最近は女性を中心にパクチー人気がとても高まっていますね。

独特の香りが特徴のコリアンダー、これだけは苦手だという方も多いかと思いますが、パクチーの種子を粉末にした「コリアンダーパウダー」は、実はインドカレーには欠かせないスパイスの一つです。

コリアンダーにはデトックス効果があり、体内の毒素や有害金属を体外へ排出してくれる働きが見込まれます。そのため、肌荒れやストレス軽減にもつながります。

さらに、コリアンダーには胃もたれ防止効果や、口臭や体臭予防効果があるので、匂いの強いにんにくなどの食材が好きな方は、一緒にコリアンダーを摂取することで匂いを抑えることができます。

コリアンダーには、アンチエイジングや免疫力UP効果も見込めるので、単独だと香りがどうも苦手という方も、ぜひカレーで克服してみてはいかがでしょうか。

 参考記事 
▶ 「コリアンダー」との違いは?「パクチー」が持つ驚きの健康効能5選!

【5】カルダモン

 

カルダモンも、カレーの香り付けに使われるスパイスの一つ。チャイにもよく入っています。エキゾチックでスパイシーな香りが特徴です。

カルダモンには消化促進、口臭予防効果もあると言われているので、食前や食後のハーブティーとして飲むのも人気です。

また、カルダモンは、リラックス効果も高く、香りを嗅ぐことにより心を落ち着かせることができます。

【6】シナモン

シナモンといえば、アップルパイやマフィンなどスイーツにもよく使われるアイテムです。実はシナモンは、カレーの香り付けにも人気のスパイスです。

シナモンには血流を改善する働きや、毛細血管を強くしてくれるなどの作用があります。毛細血管の強化されることで血流がよくなり、リンパの流れも改善できます。冷え性やむくみの改善、美肌効果、高血圧予防などにつながります。

シナモンの香りにもリラックス効果があるので、コーヒー、紅茶にシナモンを少し加えて一息つくのもオススメです。

【7】クローブ

あまり日本では聞きなれないスパイスですが、甘い香りが特徴、カレーの香り付けに人気のスパイスです。

ただクローブは香りがとても強いので、入れる量には注意する必要があります。。お肉の臭みを取ってくれるので、お肉をたっぷり使ったカレーを作るときには使うと良いかもです!

クローブには、口の中の炎症や痛みを解消してくれる働きがあるので、「歯医者さんのハーブ」とも言われています。また、アンチエイジング効果や消化促進効果、鼻づまり解消効果などもあります。

実はポリフェノール含有率が1番なのが、このクローブです。

 参考記事 
▶ ポリフェノール種類と効果とは?多く含む食材・食べ物16選!
▶ クローブで口臭予防!デート前の速攻性、駆け込みで使える!?

【8】ブラックペッパー

日本人にも馴染みのあるブラックペッパーは、カレーに辛味を加えるために使われます。

このブラックペッパーには「ピペリン」という成分がふくまれており、他の栄養素の吸収力を高めてくれる働きがあります。そのため、カレーにブラックペッパーを加えることで、カレーに含まれる様々なスパイスや材料の栄養素を効率良く吸収することができるのです。

【9】フェンネル

ハーブティーとしても人気のフェンネルは、インドではカレーに欠かせないスパイスの一つ、魚料理にもよく使われます。

便秘解消の他、消化促進やデトックス効果、口臭予防効果も見込めるので、食後にフェンネルのハーブティーもオススメです!

フェンネルは生理痛や月経不順の改善にも効果があると言われているので、特に女性にはうれしいスパイスですね。

【10】ナツメグ

ハンバーグなどの臭み消しとしてよく使われるナツメグですが、カレーによく使われます。

ナツメグは甘めの香りが特徴的で、コーヒーに入れて飲まれる方もいますね。

消化促進効果があって、胃薬として使われることもあります。その他には、口臭予防やストレス軽減、デトックス効果も期待ができます。

ただし、このナツメグは摂取量に注意!1日5〜10g以上は摂取しないように気をつけるようにしましょう。

摂取過剰した場合には、動悸、頭痛、吐き気などを引き起こし、パニックになってしまうことも報告されています。

少量であれば問題なく、良い効果も期待できるので、使用量には気をつけてカレースパイスとして取り入れてみましょう。

こちらも参考↓
 参考記事 
▶ ナツメグとは?嬉しい効能7選!味、代用品など、致死量もある!?

カレー料理とは?

カレーという呼び名は、インドのタミール語であるカリ(Kari)がなまってカレーになったという説が今では有力です。

タミール語の「カリ」はもともと、“ソース・汁上の料理”という意味で使われていたのですが、次第にインドを中心に、地域のスパイスをたっぷり使った今のカレー料理になっていったそうです。

インドのカレーがトロトロスープ状のものが多いのは、この意味もあるのですね!

 関連記事 
▶ アンチエンジングの強い味方!抗酸化力が高い食べ物(スパイス編ベスト20)

カレースパイスの代表まとめ

様々なスパイスの特徴を知ることで、自分で選んで組み合わせたオリジナルカレーを作ってみたいと思いますよね?

今回ご紹介したのは日本でも代表的な10種類のみですが、本場インドでは30種類ほどのスパイスを組み合わせたオリジナルカレーもあるほどです。

またこれらは別の機会でご紹介できたらと思います!

古代から重宝されてきたスパイス類には私たちの体にとっても良い働きがあり、これらの様々なスパイスを取り入れて作るオリジナルカレーは間違いなく健康食の一つです。

今の健康ブームの高まりとともに、市販カレールーではなく、一から作るオリジナルカレーに挑戦してみては如何でしょうか?

(By ディオニソス)

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ディオニソス

ディオニソス

酒と酒宴の神バッカスの生まれ変わり。
ギリシャ神話の名前ディオニソスを名乗る。
酒(赤ワイン)とオンナが大好きなロックな神様(笑)
カワイイ子を見つけると、細い目がギョロっと見開く!
最近、健康の為に赤ワインの代わりにオリーブオイルの研究を飲み始めたらしい。
【一押し食材(押し食)】
オリーブオイル・はちみつ・スイーツ

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